京都学クロスメジャー関連の研究成果のお知らせです。
2022年3月まで京都学クロスメジャーで教鞭を取られていた佐藤弘隆先生(現:愛知大学)のご論考が『地理学評論』に掲載されました!
今回掲載された佐藤先生の論文では、京都祇園祭の山鉾行事に焦点が当てられています。論点のひとつとなっているのは、変化が著しい近代移行期の京都において、山鉾行事の運営を担う主体が空間をいかに認知し、祭礼存続のために資源を確保していたのかという点です。
山鉾町の分布や土地利用、山鉾の復興に関する情報なども非常に分かりやすく図表にまとめられています。
京都の歴史や文化について学びたい学生や卒業論文で祇園祭を研究テーマにしたいと考えている学生は、ぜひ佐藤先生の論文を参考にしてください。
佐藤先生の論文が掲載されている『地理学評論』の最新刊は、平井嘉一郎記念図書館(RUNNERS)にて閲覧が可能です(※館内利用)。
■■■ 論文の情報 ■■■
<著者>
佐藤弘隆
<標題>
佐藤先生の論文が掲載されている『地理学評論』の最新刊は、平井嘉一郎記念図書館(RUNNERS)にて閲覧が可能です(※館内利用)。
■■■ 論文の情報 ■■■
佐藤弘隆
近代移行期の京都における祇園祭山鉾行事の存続要因:都市‐祭礼の関係性の再考
<掲載誌>
地理学評論, Vol.95, No.3, pp.194-220
<キーワード>
都市、祭礼、社会空間、近代化、京都祇園祭の山鉾行事
<構成>
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.近代移行期の京都の都市空間
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.近代移行期の京都の都市空間
Ⅲ.山鉾巡行の継続
Ⅳ.山鉾の復興
Ⅴ.山鉾行事の存続要因
Ⅵ.おわりに
Ⅵ.おわりに
(文責:松尾卓磨)