教員紹介
経歴概要
出身大学院・出身大学他
2001年 京都薬科大学薬学部生物薬学科卒業 卒業 2020年 武庫川女子大学薬学部大学院薬学研究科薬学専攻博士課程修了 博士（薬学）
研究者になったきっかけ
私が小さいときに、祖母が高血圧の薬を飲みこむのに苦労している姿が印象に残っています。その頃は、OD錠（口腔内崩壊錠）や経口ゼリー剤などもなく、もっと楽に飲める薬があればなあと子供ながらに考えていました。これが薬に興味を持ったきっかけになったのかもしれません。その後、大学進学時に薬学部を選択し、薬局、病院の業務を経験しました。業務の中で、自分に知識が不足していることを感じ、また改善したい課題を見つけ、社会人大学院では高齢者の服薬困難に対する研究、薬の苦味を抑制する工夫の研究に取り組みました。
学生へのメッセージ
最新の情報をつたえていきたい
現在、薬剤師に求められる仕事が変化してきています。最近ではオンラインでの服薬指導などが認められましたが、オンラインでの話し方、相手の様子の観察の方法等、新しく習得する必要はありますが、服薬指導の内容は、本来行ってきた仕事が基本になっています。 その他にも新しい仕事に取り組む際には、薬剤師としての基本的な手技、知識、技術の習得は必ず必要になります。大学で、しっかり基礎を習得し、実務実習で経験を積み、これからの時代に柔軟に対応できる薬剤師を目指してください。現在も、非常勤として現場の業務は続けておりますので、新しい薬や保険制度など最新の情報も併せて、皆さんにお伝えしていきたいと考えています。