2005年 京都大学 薬学部 卒業 2007年 京都大学 大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 専門職学位課程 修了
大学院で公衆衛生学を学んでいる時、医療現場の実際を知らないことがもどかしく、病院薬剤師になることを選びました。薬剤師の業務は益々広がりつつあります。積極的に打ち込める何かを仕事の中に見つけることが充実した毎日を送る秘訣だと思います。
院内製剤と薬局製造販売医薬品について、講義によって基本的知識を身に付け、実際に院内製剤を調整することで技能修得を図ります。
病棟での初回面談時の患者対応や服薬指導、医師への情報提供について、疾患に対する理解を深めるためスモールグループディスカッションを用いて学習成果発表を行い、質疑応 答を通して理解を深め、学生が薬剤師役となってロールプレイを行うことでコミュニケーション能力の向上を図ります。
水剤の調製方法や確認作業の手順の習熟を図るとともに、授業の中で課題に取り組み、解説を含めたディスカッションを通して、技能習得と同時に実際の調剤時に必要な計算力や監査力を養うことを目標としています。
学生へのメッセージ
学生時代は様々な人との出会いや人間性を育む経験が得られる貴重な時期です。勉学はもちろんですが、様々なことにチャレンジして楽しい思い出をたくさん作ってください。それが将来の皆さんの原動力になるのではないかと思います。人間味溢れる元気でパワフルな薬剤師、社会人になってください。