2009年 金城学院大学 薬学部 薬学科 卒業 2012年 金城学院大学 人間生活学研究科 消費者科学専攻 博士課程前期課程 修了 2017年 名古屋市立大学大学院医学研究科 予防・社会医学専攻 博士課程後期課程 修了
一期生として薬学部に入学したため、先輩が不在で教授から直接指導を受けることが可能な環境でした。研究室の立ち上げから行ったため、新品の実験器具を洗浄することから始まりましたが、全てを自分の手で行うことができたのはとても貴重な経験だったと思います。入学当初は病院の薬剤師になろうと考えていたため、研究者になるとは思ってもいませんでしたが、一から自分の手で実験をすることができ、一つの成果を上げた際には、とても興奮したことを覚えています。「研究者」を意識し始めたのはこの頃かもしれません。 思い返せば小学校高学年の担任の先生が理科が大好きで、社会の授業を削ってまで理科の実験をする先生でした。夏休みも使って様々な実験をしたのが懐かしいです。研究者という道は意識していませんでしたが、この頃から実験が好きだったように感じます。
薬剤師・薬学教育における発展的研究
学生支援の一環として、リメディアル教材の開発や情報ツールの応用、学生レベルの視覚化を行うことにより、全体的な学力向上を目指す。
社会情勢が一変し、学生はこれまでとは異なる環境での大学生活を余儀なくされています。そこで、ハイブリッド教育への推進や未来型教育の開拓を進め、学生が安心した大学生活を送ることができるように考えています。また、個によりそったサポートを行い、学生カルテ・ポートフォリオを構築することにより、学力の向上へ貢献したいと考えています。
学生へのメッセージ
薬学部は他の学部の学生に比べると、どうしても講義も忙しく試験も大変です。私たち教員からも口うるさく勉強するように言われるでしょう。もちろん、勉学は必須ですが、大学でしかできない経験もたくさん積むようにしてください。 将来、どんな職業に就くとしても、コミュニケーション能力は必ず必要となります。そして、その能力を培うのは、大学生活をどのように過ごすかによると思います。バイトやサークルであったり、日々の友人や研究室内でのコミュニケーションであったりと、取得方法は様々ですが、勉強だけしていてはそれらの経験を積めません。是非、大学では薬学の知識だけでなく、プラスアルファを身に着けるようにしてください。 みなさんの学生生活がより良いものとなるようサポートしますので、困ったことがあればいつでも声をかけてくださいね。