RITSUMEIKAN 立命館大学



バックナンバー


▼▼EVENT(スポーツ/学芸)▼ ▼

【1】[@バンコク(タイ)]
女子陸上競技部
バンコク2023アジア陸上競技選手権大会
<お勧めポイント>
パリ2024オリンピック競技大会でのメダル・入賞が期待される78名の日本代表選手が発表され、山本 亜美選手(スポ健3)が選出されました。卒業生の塩見 綾乃選手も選出されており、日本トップレベルの走りを見せてくれると思います。
[日 時]  7月12日(水)から16日(日)
[場 所]  Supachalasai National Stadium
詳細はコチラ≫

【2】[@奈良]
ラグビー部
2023年度 関西大学ラグビー 春季トーナメント戦 (vs 近畿大学)
[日 時]7月1日(土)
[場 所]天理親里ラグビー場
詳細はコチラ≫

【3】@静岡
自転車競技部
第63回全日本学生選手権トラック自転車競技大会
<お勧めポイント>
全国の学生選手による種目別優勝者を決める大会
[日 時]  7月1日(土)・2日(日)
[場 所]  日本サイクルスポーツセンター  
詳細はコチラ≫

【4】
@宮城
トライアスロン部
第15回日本スプリントトライアスロン選手権
[日 時]  7月2日(日)
[場 所]  宮城県七ケ浜町 
詳細はコチラ≫

【5】@岡山
ソフトテニス部
令和5年度(第77回)西日本ソフトテニス選手権大会
[日 時]  7月8日(土)から9日(日)
[場 所]  岡山県備前テニスセンター/岡山県総合グラウンド 
詳細はコチラ≫
 
【6】[@大阪][有料][要事前申込]
応援団吹奏楽部
Summer Concert 2023
<お勧めポイント>
「あなたの聴きたい×私たちの届けたい」をテーマに、今回演奏する曲は全てリクエスト曲です!クラシックから夏を感じるJ-POPまで幅広いプログラムをご用意しています!
[日 時] 7月9日(日)
[場 所] 門真市民文化会館ルミエールホール
[入場料] 一般:1000円、高校生以下:300円、未就学児:無料
[その他] チケットお取り扱い
イープラスにて販売中


▼▼輝く学生インタビュー▼ ▼


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  第211回 輝く学生インタビュー
    ヨーヨー世界一を目指して
        ヨーヨーサークルMADOI 橋本向陽さん
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、ヨーヨーサークルMADOIの橋本向陽さん(産業社会学部4回生・北海道出身です。橋本さんは、これまでにも数多くの大会で優秀な成績をおさめてこられた日本におけるヨーヨーの第一人者です。8月に大阪で開催される「WORLD YO-YO CONTEST 2023」で世界一を目指す橋本さんに、活動のきっかけや、ヨーヨーの魅力、そして世界大会への抱負などをお伺いしました。
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Q.一般的なヨーヨーと競技ヨーヨーの違い、競技ヨーヨーのシステムなどを簡単に教えてください。
普通のヨーヨーと競技ヨーヨーとで一番大きく違う点は、一言で言うならば、音楽に合わせてプレーするか否かというところです。フィギュアスケートを思い浮かべていただくと分かりやすいかと思います。3分間に規定された時間の中で、自分で選んだ音楽に合わせて技を繰り出して、難易度、手数などの技術点と、音楽とのマッチングや、パフォーマンスとしての評価などの表現点の二つの合計点で順位が決まるのが、競技ヨーヨーです。

Q.競技ヨーヨーの魅力をお聞かせください。
実は、僕が心の底から好きなのは、競技じゃないヨーヨーなんです。ヨーヨー自体が大好きなんです(笑)新しい技を思いついてそれを実現したり、他の人の難しそうな技を自分で勉強して出来るようになったりした時など、すごく楽しくて気持ち良くて、その達成感をモチベーションにずっと取り組んでいます。新しい技術の開発、習得に関するモチベーションが僕の中では最上位の欲求で、競技会は、その自分の技の発表会くらいに位置付けています。もちろん世界大会、全国大会などの競技会で勝ちたい思いも強く有ります。二つの相反するモチベーションが自分の中で両立しているイメージです。

Q.ヨーヨー始められたのはいつで、そのきっかけは何だったのでしょうか?

始めたのは10歳、小学校5年生の時です。僕らは、ハイパーヨーヨーっていうおもちゃがきっかけでブームが起こった世代なんです。その時は、クラス中が皆やっていましたし、僕もそれがきっかけで始めました。ある時、ふと両親のパソコンを使ってヨーヨーを調べた時に、大会の動画が出てきました。それまで自分がやってたヨーヨーとはレベルが違う技を、しかも音楽に合わせてプレーしているのを見て、雷が落ちたような衝撃を受けました。「これは、やってみたい!」となり、両親から少ししっかりしたヨーヨーを買ってもらいました。そこから今までずっと続けています。

Q.映像を拝見すると数多くの多彩な技をお持ちですが、これは他の一流の方の技にインスパイアされるのか、それとも、ご自分で編み出すのでしょうか?
どちらもありますが、基本的に僕は前者が多いです。既存の技や技術をアレンジしてプレーするのが得意です。その過程の中で新しいアイディアが浮かび、それを実現することも有りますがごく稀です。例えるなら、僕は1から10を作るのは得意ですが、0から1にするのは少し苦手みたいな感じです。

Q.新しい技にチャレンジする際、練習での成功率が何割ぐらいになれば、競技会でプレーできるんでしょうか?
音楽が無い状況下の練習で95%は成功しないと競技会では使えないと考えています。音楽と共に行うと成功率が相当下がるんです。また、競技時間は3分なのですが、序盤の技は、まだ体力があるので比較的成功率が高いんです。ただ、ヨーヨーをプレーしている時の呼吸は浅くなりがちで、後半は酸素が足らなくなってくるのか、思考が回らなくなって来ます。ですので、演技後半の技は成功率が落ちがちになって来ます。ただ、フィギュアスケート等でも同様と思いますが、演技後半は音楽的にはクライマックスなので、難しい技を入れたい気持ちが有り、このあたりの折り合いが難しいです。フィギュアスケート等の他の採点スポーツでは、演技後半の技は加点対象になりますが、ヨーヨーにはそれが有りません。冷静に考えると、元気なうちに難しい技をプレーする方が合理的では?とも思えるのですが、やはり先ほども話した通り、表現者としては最後のクライマックスに大技を決めたいなと 笑

Q.事前にプランを作って3分の試合に臨むと思いますが、試合途中でプランを変えることは有りますか?

有りますね。どれだけ練習していても、本番では練習で起こったことがないミスが出る。それは緊張による体のこわばり等からだと思うんですが、起こったことがないミスが起きた時に、その場で瞬時に、本当に0.1秒もないぐらいの時間で、例えば、予定にあった難易度の高い技をプレーするとミスする可能性が上がるので外し、別の技に切り替える等の判断をしています。

Q.そもそも日々の練習には、どれくらいの時間が必要になるんでしょうか?
最近になってようやく、練習の効率化が出来るようになってきました。今までは、とにかく数をこなして、無理やり上達を目指すやり方でした。このやり方だとやはり、授業等他の生活に支障が出てきていました。最近では、練習日は、平日だったら1日3から4時間、休日はヨーヨー仲間たちとの練習会参加などの手段で4?5時間くらい行っています。同じヨーヨーを使っている時間でも、練習している時間と遊んでいる時間が有ります。やはり僕の原点はおもちゃとしてのヨーヨーなので、例えば、電子レンジでモノを温めている2分間など、暇が有ればヨーヨーを触っていますが、これは遊びのヨーヨーですね。
また、就寝間際の布団の中でアイディアが湧くこともあって、そうなると睡眠時間を削ってヨーヨーを触ったりしています。
そういったことを考えると、結局毎日5から6時間はヨーヨー触っています。

Q.世界大会への想い、そして今後の競技生活などについて等お聞かせください。

競技を何歳まで続けられるか今は分からないですが、もし、今回の世界大会への準備が不十分になってしまったら、一生の後悔になる気がしているんです。だからこそ、今は世界大会に向けて、ヨーヨーに全力で打ち込みたいなと考えています。
卒業後については、社会人生活と競技を両立していきたいと考えていますが、先輩方を見ていると、やはり両立に苦心されています。だからこそ、時間に余裕が有る学生時代に、今回の世界大会のような大きな大会で優勝したいと言う、焦燥感にも似た思いを強く持っています。
既に世界大会で披露する演技構成は決まっていて、あとは練習を積むのみという状態になっています。今回準備している構成は、本番で決めることができれば十二分に優勝を狙えるものと思っています。これまでの自分の実績として全国大会準優勝が有りますが、やはりその結果に対して悔しさが残っていますので、8月の世界大会では、優勝という一点に向けて、自分の出来る技や表現を残る時間で最大限磨いて、最高のパフォーマンスを本番のステージで出来るよう頑張りたいと思います。





▼▼編集後記▼ ▼


約21,000人の入場者を迎えて開催された「いばらき×立命館DAY2023 ーOIC EXPOー」、今回の編集後記は、その開催に奔走された事務局のお二人、立命館大学OIC地域連携課の山本貴之さん、飛与田唯子さんに、事前準備から当日の様子まで語っていただきました。
飛与田さんは、OIC開設前から茨木市にお住まいとの事で、この間の街の変化をつぶさに見てこられています。「若いエネルギー溢れる街になった」と飛与田さんが語る茨木市、そのひとつの理由がこの「いばりつ」にあるかもしれません。
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2015年にスタートした「いばりつ」ですが、コロナ禍のため2020年は中止、2021年はオンラインでの開催でした。2022年にようやく対面で開催できたのですが、フル開催とはいかず、2,500名の人数制限が有りました。今回は2019年以来の完全対面での開催でしたので、参加人数の目標を16,000人に定めました。その目標達成に向けた活動の中で我々が一番苦心したのが広報活動でした。共催の茨木市役所に対し、「色々な媒体、場所、機会で広報してください」とお願いするのは当たり前なんですが、それ以外にも様々な活動を実施しました。

Q.当日、非常に多くの親子連れのお客様をお見掛けしました。

はい、ここは狙い通りでした!親御さんが小学校低学年以下の子どもを連れてくるお客様が全体の7割ぐらいを占めていました。実は茨木市内のほぼ全ての幼稚園と小学校に独自にチラシを送ったのです。

Q.ベビーカー使用など、小学校低学年よりももっと小さなお子さん連れの方も沢山お見掛けしました。
ポスティングも、従来よりもエリアを拡大して、近隣の約5万世帯に行いました。今の時代、インターネットを見られる方が多いですが、実は紙の訴求力ってすごいんです。したがって、チラシを1軒1軒入れたり、プリミティブな手法での広報に力を入れたりました。あとは、茨木市発行の広報誌ですね。これは茨木市内の全世帯に配布されますので。さらに、JR、阪急電車でのサイネージも行いました。吹田から長岡天神前のすべての駅でサイネージ広告を打ちました!

Q.本当にご努力をされたのが伝わってきますが、ご苦労談などは?

この地域には、画一的なポスティングはNGというマンションが幾つかあります。そういったところには、我々が1軒1軒を訪ねて回り、「1万人以上参加予定のイベントを行うので是非来てください」と呼びかけました。この近くでは一番大きなマンションにも訪問したのですが、管理人の方が理解を示してくださって、「ぜひ全世帯にポスティングしてください」って言ってくれたんです。「いばりつ」当日、参加者の方にお話を聞いていても、驚くほど、「チラシを見てきました」とおっしゃった方が多かったですね。

Q.実際の中身について、「プレ万博」「OIC新展開」等のメインテーマ以外では、どのような点が多くの方を呼び込んだと思われますか?
今回、学園祭の企画で毎年、人気を博している「鉄道研究会」と「プロレス同好会」がかなり頑張ってくれました。鉄道研究会が、JR西日本とコラボしたイベントを実施しましたし、プロレス同好会は単なる学生の試合ではなく、大日本プロレスやダブプロレスといったプロとのコラボを実現しました。ちなみにダブプロレスは、産業社会学部で非常勤講師を務めている塩見先生が現役レスラーとしてリングに上がられている団体です。試合にプラスして地域の子ども達が参加できる、体当たり体験会や記念撮影会等をやって、大変盛り上がりました。ちなみに、私(山本)はプロレス同好会の現顧問、その前は鉄道研究会の顧問をやっていました(笑)。なので、この2つの団体を呼んで企画を打てば絶対に盛り上がるという勝算がありました!

Q.これだけ多くの方が参加されていたので、当日の運営もさぞ大変だったかと思います。運営にあたってご留意されたこと等をお聞かせください。
当日は初夏を思わせる暑い日だったのですが、熱中症、食中毒が一件も発生しなかったことは、本当に良かったです。今回、19もの新入生クラスが模擬店を出店し食べ物を販売したのですが、保健所の指導をしっかりと遵守してやってくれました。模擬店での食品提供にはすごく細かいルールがあって、例えば生クリームは使っちゃダメなんですよ。
あと、一番心配していたのが、天ぷら油に起因する失火でしたが、これも一件もありませんでした。過去、色々な大学の学園祭で起こった失火事故の多数が、実は天ぷら油が原因なんです。実は立命館でも、同様の失火事故で以降の活動が多く制限された歴史があります。出展者説明会では、こういった話をエピソードとして盛り込んで、協力を求めました。

Q.子ども向け企画が沢山用意されていました。関わられた連携企業の皆様、子どもたちの反応は如何でしたか?

子ども向け企画を実施して頂いた企業の方は、「午前中で企画の材料がなくなった、こんなに来場者があるとは思わなかった」とうれしい悲鳴をあげておられました。また、子どもたちにはパトカーや消防車、あとは工事車両等の「はたらく車」がとにかく大人気でした!特に、新校舎の工事現場ツアーをやったんですが、そこで工事車両、荷台のところがグーっとあがる車の乗車体験は長蛇の列でした。


Q.来年はいよいよOIC新展開の年になりますが、来年以降に向けて一言お願いします。

はい、そうですね。来年はいよいよOIC新展開の年になります。我々は、市民の方々に「ソーシャルコネクテッドキャンパス」を体感してもらいたいと思っています。もちろん、新棟の中も見ていただきたいのですが、特別ではなく日常的な姿として、立命館がこんなすごい研究やってるんだよっていうのを、市民の方が垣間見れるような催しを是非企画したいなと思ってます。あとは万博まで2年となりますので、今年よりもさらに万博をイメージしていただける取り組みを行いたいと思います。
お祭りっていうのは、来ていただく方が楽しいのは当たり前の事なんですね。今回の我々事務局の密かなコンセプトは、「我々やる側が楽しもう」でした。結局、そのコンセプトが、参加者の方々の楽しみにもつながると考えたんです。ゆるキャラを全部で5体呼んで、それに吹奏楽部の楽器隊が前後について、パレードを実施したり、もちろん、プロレスや鉄道研究会もそうです。来年以降もこのコンセプトは崩さず、皆さんに楽しんでもらえる「いばりつ」を企画していきたいと思います。

「いばりつ」への並々ならぬ想いが伝わってくるインタビューとなりました。来年以降の更なる盛会を期待しています!


▼▼第245号読者プレゼント▼ ▼

今回は、「オリジナルTシャツ」を3名様にプレゼントします。ただし、サイズはM/L/LLのみとなります。
感想欄の冒頭に希望サイズをお書きください。
rclub/imge20230623 e_present01

rclub/imge20230623 e_present02
プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:7/24(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
  立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第244号読プレ当選発表▼

多数のご応募ありがとうございました。244号の読者プレゼント(Futurizeハンドタオル)の当選者発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・りりららさん(兵庫県)・J.O.さん(兵庫県)・たいさん(島根県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回の配信は第4金曜日の7月28日(金)です。お楽しみに。
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