ヘルスケアイノベーションサロンの開催

 2021年11月24日(水)14時より、立命館大阪梅田キャンパスにて、医療介護経営研究センター主催のヘルスケアイノベーションサロンを開催しました。この企画の趣旨は次のとおりです。本格的な超高齢社会の到来により、医療・介護・健康領域は大きな変革期を迎えています。また、これまでの医療機関における治療を中心とした「ヘルスケア」理解から、健康/予防・治療・回復/療養のすべてを対象とする「ヘルスケア」理解へと変化しています。特に重視すべきは、ライフサイエンスやデジタル技術の急速な進歩を活用したQOLへのアプローチであり、よりよいQOLを実現するためのヘルスケアサービスイノベーションの重要性がクローズアップされています。ヘルスケア市場には、既存の事業者の積極的な展開とともに、異業種事業者が続々と参入しています。この場が、こうした動向に強い関心を持つヘルスケア事業経営者及び戦略的事業遂行者が集う場を持ち、ささやかな共創プラットフォームになることを目的としています。

 当日は、開催趣旨を光山誠医療介護経営研究センター客員研究員(医療法人敬英会理事長)が紹介し、話題提供者として肥塚浩同研究センター長が「SDGsを実現するヘルスケアイノベーション」というテーマで話しました。その後、医療法人、社会福祉法人、民間企業の経営者や後継者、さらには企業幹部など多彩な10数名の参加者が自己紹介と意見交換を行ない、最後に、閉会挨拶を福永昇司氏(株式会社ニック常務取締役)が行ないました。参加者の多くから、また、このような機会を持ちたいとの感想を寄せていただきました。