• [+R な人] アメリカンフットボールU-19 世界代表に選ばれる/宜本潤平さん

  • 2010年6月1日更新

どんな状況でも確実にパスを捕ってみせる

宜本潤平さん(経営学部2回生)アメリカンフットボール部
アメリカンフットボールU-19 世界代表に選ばれる

小学生の時、地域のアメフットチームの練習を見に行き、「面白そう」と思ったのでアメフットを始めました。小学校で日本一、中学3年生で関西準優勝。高校では、全国大会で2連覇を果たすことができました。僕のポジションはワイドレシーバー。試合中、パスを受けるポジションです。私は特段、足が速かったり、ジャンプ力がある訳ではないのですが、どんな状況でもボールを捕る、という自信があります。アメフットは、僕みたいな体が小さな選手にも、必ずその人に合ったポジションがあって、誰にでもチャンスがあるのです。そして、身体能力で負けていても戦略を練ることで相手に勝てる、という魅力があります。

日本から世界選抜に選ばれたのは3人だけ。選ばれたときは、本当に嬉しくて、選ばれたからには頑張ろうと思いましたね。その後、アメリカに渡り、試合の前に練習を行ったのですが、そこでまず言葉の壁にぶつかりました。チームメイトがゆっくり話してくれたり、コーチからのアドバイスもあり、数日でその壁は取り払われました。海外の選手は皆、体が大きいため、身体能力も高く、日本とは違ったプレイスタイルを取ります。その部分にも戸惑いましたが、世界代表に選ばれる前に、海外の選手と戦った経験があったので、練習しているうちに慣れ、実際の試合ではしっかり対応できたと思います。

試合では目立った活躍はできなかったのですが、アメフットの本場、アメリカでプレイできたのが貴重な経験になりました。そして、他の国のチームメイトとのコミュニケーションを通して、人間的にも成長できたと思います。日本に帰ってきた今、まずはパンサーズのレギュラーになることが目標です。そのために体重を増やし、捕球率を上げる練習をしています。練習を重ね、もっと周りから信頼されるレシーバーになっていきたいです。

アメリカでプレイ中の一コマ
試合後の一コマ
  • 取材・文
  • 正木洋介(経営学部3回生)

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