• [+Rな人] 株式会社日本公文教育研究会勤務/道家麻衣子さん

  • 2010年7月20日更新

みんな違うが、みんな同じ。教育を通じて、世界平和に貢献したい。

道家麻衣子さん(APUアジア太平洋学部卒業、APU大学院アジア太平洋研究科修了)
株式会社日本公文教育研究会勤務

「歌二百、読み聞かせ一万、賢い子」。日本公文教育研究会が掲げるフレーズだ。実際、学んだ経験を持つ人も多いだろう。教材は、算数・数学、英語、国語で、世界46カ国・地域に広がっている。ここで活躍するのが、道家麻衣子さん。APU一期生であり、RA(レジデント・アシスタント)の一期生だ。

道家さん曰く、「RAでは『人間はみんな違う』という事を学びました」。APハウスでの共同生活。言葉、文化、育った環境が全く違う。毎日が驚きの連続だった。しかし一方で、「『みんな同じ人間なのだ』ということも学びました」。嬉しさ、楽しさ、寂しさ、悲しさなどの感情はどの国の人も同じ。このことを肌身で学んだ。

APU時代に学んだこと、それは、「人間を作るのは教育、世界の平和を作るのも教育である」ということ。その人の人格は、受けた教育によって形成される。そこで、「教育を通じた世界平和」を理念とする日本公文教育研究会に入社した。

教育の特色は、「自学自習」と「個人別学習」。一人ひとりの可能性を最大限に伸ばすことを目指している。国ではなく、「人間」を中心にした教材だから、世界的にも広がる。道家さんの夢は、この教育システムを海外で普及することだ。

道家さんは、現在、英語普及の担当をしている。ここでも、APUの経験が生きている。留学経験がないにもかかわらず、英語を身につけた。「聞いて、声に出して、書く。この地道な作業を繰り返すことです」。世界共通の学習方法だという。

「APU時代の友人達が世界中で頑張っている。それを思い出すと、何とか頑張れます」。明るく、元気に語っていただいたが、最後に一言。「夏の特別学習、受付け中です!」。どこまでも前向きだ。

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