支援の輪を広げたい
矢尾静花さん(政策科学部2回生)
国際ボランティアサークルRits BLOH Rits Habitatに所属
ハイチ地震復興のための募金活動を全国規模で実施
私はNGO団体Habitat for Humanity(以下HFH)の学生支部に所属しています。HFHとは、貧困、災害によって家を持てない人たちに対して低価格で家を提供している自立支援型NGO。私自身、これまでに途上国での住居建築ボランティア活動(GVプログラム)などに参加してきました。
2010年12月には、「ハイチ地震被災者支援全国一斉ファンドレイジング企画」を実施。日本全国の10大学13キャンパスでハイチ地震復興のための募金活動を行いました。
今回の募金活動は、全国に支部を持つHabitatの学生の人数の多さを活かし、ハイチ地震被災者支援のため、また、ハイチへの関心を持ってもらうために行いました。
地震などの自然災害が起こったとき、直後はメディアにも頻繁に取り上げられますが、時間の経過とともにメディアに取り上げられる頻度は少なくなり、人々の関心もうすくなってしまいます。そこで、ハイチ地震発生から一年が経とうとする時期に、全国に拠点を持つ団体という利点を活かし、全国規模の募金活動を行うことにしました。
参加した10大学13キャンパスで約300名の学生が募金活動を行い、977,187円の募金が集まりました。ご協力を頂いたみなさまからの言葉は温かく、ハイチのことを伝えられた実感も得ることができました。募金して頂いた義援金NGO団体を通して、被害者の仮の住居である簡易住居設置に使われます。
ご協力頂いたみなさまには心から感謝しています。温かいご支援をありがとうございました。
今後も活動を通して、一人でも多くの人が住みやすい世界になるよう、自分にできることをやっていきたいです。