夢に向かって一歩ずつ!!
(後列左から)前川那央さん(経営学部3回生)、吉田真未さん(経営学部3回生)、藤井陸さん(情報理工学部3回生)
(前列左から)吉冨建太さん(経済学部3回生)、山本泰希さん(経済学部3回生)
マスコミ対策講座「自主ゼミフリーペーパー評論会」で最優秀賞を受賞!
チーム名「努裏一夢」=Dream. 努力の裏に一つの夢。
最初は寄せ集めのメンバーで活動を始めましたが、「マスコミへの就職」という1つの夢に向かって、一緒に成長していく仲間でいたいという意味をチーム名に込めています。
私たちは、エクステンション講座の1つである「マスコミ対策講座」の中で、今年から新しい試みとしてフリーペーパーを作成しました。その自主ゼミフリーペーパー評論会で、今回、最優秀賞を受賞することができました。
フリーペーパーの課題として、与えられたテーマは、「関西を元気にする」こと。最初に、どのような所へ行って取材するのかを、みんなで話し合いました。お祭り、ボランティアや中小企業などを取り上げてみてはどうか、など、様々な意見が出てきましたが、、どれも他のチームが選びそうな内容であると感じました。
「他のチームとは違ったフリーペーパーを作成したい!」。
そこで視点を変えて、目をつけたのが、外国の方への取材です。海外からの利益が、どう関西に影響を与えているのか、それがどれだけ関西を元気にできることに繋がるのか、という所に着眼し、取材を進めることになりました。
また同時に、おもしろい紙面を作るのも目標の1つにしていました。でも、面白い紙面とはどんなものなのか?学生が感じるおもしろさと社会が感じるおもしろさは別物です。そのことも取材を通して気づかされました。社会的なおもしろさとは何かを考え、内容構成やフリーペーパーの色使いなどにも工夫を重ねました。
エクステンションセンターの方からは、紙面の作成にあたり、「10あるうちの1を使え」とアドバイスもいただきました。それは、10個の記事をいろいろ組み立てて、そのうちいい記事1つだけを選び抜くということです。
その作業はとても難しく、いい記事であっても紙面の流れに沿わなければ、捨てなければいけなかったため、洗練されたモノとして仕上げるのに苦労しました。
完成したフリーペーパーは、最終的にマスコミ業界で働いている方々に見ていただくことになっていたため、私たちもある程度、緊張感を持ってフリーペーパー作りに取り組むことができたと思います。
当日の評論会では、こだわった視点の部分を大きく評価していただきました。今後は、その紙面の発行に向けた活動に取り組んでいきたいですね。
―フリーペーパーの作成を終えて、改めて活動を振り返っていただいたみなさんから、一言ずつコメントを頂きました。
吉田さん:
活動を通じて出会った自分と同じ目標や苦労を共にしている仲間は、これから始まる就職活動においても心強い存在です。そして、私自身もより高いレベルに挑戦していけたらいいなと思います。
前川さん:
フリーペーパー作成の作業を通じ、大きな自信をもらいました。このマスコミ講座を受けようと思ったのも、ほんの小さなきっかけで、「何か自分の役に立てばいいかな」と思い受講したんです。そのきっかけや小さな勇気が大きな形や評価に繋がると今回、感じました。就職活動でも、小さなきっかけ・勇気が、次に繋がるように活動していきたいです。
吉冨さん:
社会人の方への取材を通じ、学生だけで行動するのとはまた違う社会人の方が持つ責任感など、とても勉強になりましたね。目標に向かって一歩一歩、頑張ってきたことが実を結んだように、日々の努力をこれからも大事にしたいと思います。
藤井さん:
相手をしっかり見て、相手の求めていることにしっかり答えることが一番大事だと思いました。その点は就職面接でも大切であると思うので、今回学んだことを活かしていきたいです。フリーペーパーの評論会で優勝したので、次は僕たちが就職で結果を出さなければいけないなと感じますね。
山本さん:
就職活動にすごく焦ってスタートした自分がいました。しかし、講座で様々な人と接していくことで、徐々に不安が期待に変わっていきました。今でもエントリーシートや面接など不安はありますが、共に戦い、相談できる仲間がいることは、これからの就職活動で大きな存在になると感じていますね。
自己紹介のときから一人一人が印象的で、とても刺激を受けました。フリーペーパー作りをしていても、私はみんなについていくことしかできなかったので、この経験を生かし、今度は自分から発信し、ひっぱっていきたいと思います。
◆みなさんが作成したフリーペーパーはこちら
- 取材・文
- 荒木友理香(政策科学部3回生)