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323 -  研究の先にある「出会い」

研究の先にある「出会い」

久保田 理沙さん(文学部3回生)写真:左
荻巣里菜さん(文学部3回生)写真:右
文学部自主ゼミ「地域観光学研究会」
第一回伊根ボランティア&フードツアー実行委員会

  • No.323
  • 2011年11月21日更新
今回私たちは、京都府北部に位置する伊根町で、獣害防止フェンスを設置するボランティアツアーを企画しました。

きっかけは、今年の8月に韓国で行われた学会で、伊根町の町づくりと観光振興についての研究発表をしたこと。伊根町は、過疎化や少子高齢化などの問題に直面していて、若い人たちも働き口を求めて他府県に出てしまいます。
しかし、伊根町は漁業や農業がとても盛んで、生産しているお米が西日本で唯一の特Aランクに認定されていたり、伊根湾をぐるっと取り囲む「舟屋群」が重要伝統的建造物保存地区に選定されている町。これらをうまく観光に利用できれば、地域の活性化につながり、かつ若い人の就職口も地元にできるのではないかというのが研究テーマでした。

    

その後、10月に実際に町を訪ねたところ、イノシシの侵入などの獣害により畑が荒らされているということを知りました。国交事業の一環でフェンスが支給されたものの、それを設置する人手が足りず、地域の方々が困っている。そこで、何か自分たちができることはないかと考え、今回のツアーの企画に至りました。

研究で始めた調査でしたが、実際にその地を訪れて地元のみなさんと交流し、そこで求められていることに少しでも力になることができるツアーを企画できることに”縁”を感じています。小さな町ですが、みなさんとてもあたたかく積極的で、私たちも伊根町に対して愛着が湧いています。あえて違う場所に住む私たちと地元のみなさんの交流を大切にしながら、問題解決の力になれたらと思います。また、ツアーでの作業をきっかけに、参加者のみなさんも伊根町の人々との関係を保ち、交流の輪を広げていけたらと考えています。

観光を研究するゼミとして、今回のツアーは、「ボランティア&フードツアー」とし、地元の海の幸や山の幸を堪能できる「フード」や、日常生活から離れて豊かな自然に触れる機会をつくるなど、観光要素も取り入れました。興味を持った方はぜひ!参加してみてください!

第一回伊根ボランティア&フードツアー
期間:2011年12月10日(土)~12月11日(日)1泊2日
参加費:1000円(1泊3食、往復交通費、ボランティア保険料込)
定員:30名程度(先着順、定員になり次第受付終了)

※現在、たくさんのお申し込みをいただいております。
残席はわずかですので、ご希望の方はお早めにお申し込みください!


申し込み・お問い合わせ先
E-mail:ine.volunteer@gmail.com(担当:久保田)

  • 取材・文
  • 樽見彩加(文学部2回生)

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