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(左から)多鹿ちなみさん(文学部3回生)、川邊拓也さん(法学部3回生)
宮内雄飛さん(理工学部2回生)

第63回日米学生会議に参加して交流をふかめる

  • No.346
  • 2012年1月30日更新
日米学生会議は、とても歴史のある会議です。1934年からはじまり、戦争等の事情で2度の中断を挟みますが、現在まで各界で活躍する多くの人材を輩出してきました。ほんの一例ですが、宮沢喜一元総理大臣やヘンリー・キッシンジャー元国務長官もこの会議の参加者なんです。



本会議は7月末から8月末にかけて隔年で日本またはアメリカで開催され、参加した日米の学生は、1ヶ月間の共同生活のなかで、様々な議論や活動を行います。
分科会でさまざまな問題について意見を交換しあったり、フィールドワークを行ったりしています。また、開催までの準備や当日の運営は全て私たち学生で組織された実行委員で行います。

第63回のテーマは、-Question, Engage, Build: Collaborative Effort to Make a Difference-「知ることから創ることへ~対話と挑戦から共に描く未来~」でした。
昨年は日本開催の年でしたが、3月におこった東日本大震災の影響を受け、一時は開催も危ぶまれるほどでした。でも、話し合いの末、開催されることになりました。期間中は、分科会での討論だけではなく、新潟県の原子力発電所や沖縄のひめゆり記念館、アメリカ軍の基地内の見学などのフィールドワークも行いました。最後に東京で一か月の成果を発表するファイナルフォーラムを控えていたので、ただベストをつくしていましたね。
また、この日米学生会議で話し合った意見は、アメリカのオバマ大統領、その当時首相だった菅首相にも提出をさせていただきました。


       沖縄でのフィールドワーク(普天間基地横の小学校)

―会議に参加をしてみて感じたことを教えて下さい。

(多鹿さん)アメリカの学生たちと関わってみて、自分のやりたいことを持ち続けている野心と、十分な能力があるのにも関わらず、努力する姿勢がすごいと思いました。
同じ年齢なのに刺激を受けましたね。また、とても濃い時間を過ごしたので、最後は成功させたいとの一心で、感情丸出しでほとんど泣きながら議論をしていました。それまではどんな事に対しても、わりとクールだった自分がこんなにアツくなるなんて。自分が一番ビックリしましたね。
今も、参加したみんなに会いたくて、どうしようもないくらいです(笑)

(宮内さん)
日米学生会議で、自分が提案したアイデアを取り入れてもらえたのは嬉しいですね。みんなでこの歴史ある会議を作り上げていることを実感しました。また、様々なフィールドで活躍するアラムナイの方々から聞くお話は、非常に刺激的でした。自分たちもこうした素晴らしい先輩方に少しでも近づけるように努力しなければと思いました。会議終了後には、JASCer(日米学生会議の参加者)が昨年スタートさせたサマースクールの運営にも携わらせていただき、JASCの凄さを日々感じています。

(川邊さん)
選考を突破した時には正直、浮かれていましたね。でも、参加が近づき、メンバーや他大学の学生と顔を合わせるうち、自分の役割について考え、自分自身を見つめなおすきっかけになりました。僕が参加をした分科会は、「差別」がテーマでしたが、不平等さに対する意見や自分の考えをアウトプットできる場だと思いました。1つのことを深める難しさ、面白さを学びました。


              新潟での分科会活動の様子

―みなさんの今後の目標を教えて下さい。

(多鹿さん)
世界中にいるJASCerに負けないように、どんなフィールドにおいても、つねにチャレンジしていきたいです。これから先、どこでどんなJASCerと会っても胸を張っていられるように。

(川邊さん)
今、ちょうど就職活動中。会議を通じ、「不条理な格差をなくしていきたい」と、さらに強く思いました。将来は、先進国にも発展途上国にもメリットのあるビジネスに関わりたいですね。また今年の夏に行われる「第64回日米学生会議」の実行委員もかねているので、そちらの準備も頑張りたいです。

(宮内さん)
僕は理系学部にいるため、大学での日常を過ごしているだけでは、理系の視点から離れられなくなります。専門性を深めるためにはそれも必要なのですが、今回、文系、芸術系をはじめとした幅広いバックグラウンドを持つ学生と関われて、違う視点を得られたと思います。これからも視点を広げる意識をしながら学んでいき、自らの可能性を広げていきたいですね。


         東京でのファイナルフォーラムの様子

~第64回日米学生会議のお知らせ~(参加者募集中!!)

2012年夏はアメリカで開催されます。今回のテーマは・・
「衝突と理解から生まれる新たな意思~未来を構築する力~」

応募方法、活動に興味のある方はホームページをご覧下さい。
◆日米学生会議のホームページ

応募期間:2012年1月末~2月26日(日)まで



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