人生の「夏休み」。どうするかは自分次第!
江川 諒 さん(経営学部3回生)
産学協同アントレプレナー教育プログラム受講2010 年度、2011 年度経営学部自治委員会オリター団2011年度西園寺育英奨学金受給
高校時代は理系でしたが、「ビジネスを学びたい」と、この世界に飛び込みました。2 回生からは産学協同アントレプレナー教育プログラムを受講。
授業だけでなく、ビジネスプランコンテストにも積極的に参加しました。クリエイティブな商品や人に対して投資するという、海外では主流のビジネスを提案したり、ある授業では、生産者と消費者をつなげるビジネスにも取り組んだりしました。コンテストでのプレゼンテーションは、Ustreamを使って、全世界に配信しました。そうすることで、友達や企業の方からのリアルな反応やアドバイスを頂けたことも非常にいい経験になりました。
多くの学生が憧れる「学生起業家」。でも、実際甘くはありません。僕の場合、資金面での問題や競合他社の出現によって「今は起業する時ではない」と諦めた苦い経験があります。会社を興して運営するにはさまざまな協力が必要ですし、実績をださなければなりません。
まずは関連の団体や起業した方からノウハウを学び、自分の起業プランを思い描くことが大切だと強く実感しました。将来は、「起業の成功者」として、人に大きな影響を与えられる存在になりたいと思っています。その夢に向けて、さまざまな経験を積んでいきたいと思っています。僕は、大学生活は人生の「夏休み」だと考えています。これから社会に出ていくと、自分のやりたいことを好きなだけ出来る時間はほとんどありません。だからこそ、大学生活で色々なことに挑戦するのも良いですし、1つのことに熱中するのも良いと思います。好きなだけ遊び、寝て、バイトをするというのも1つの選択肢ではあると思いますが、その時間をいかに有意義に使えるか、が今後の人生にも関わってくるということだけは、頭に入れておいたほうがいいと思います。就活をしている今、やはり勉強も重要だということをひしひしと感じます。
僕は、アントレプレナー教育プログラムに加えて、2年間のオリター活動や英語の副専攻、サークル活動にバイトを2つしていました。私の場合、やりたいことや興味があることに一歩踏み出しただけ。自分から動けば、なんでもできる環境が大学にはあります。それを活かすも殺すも自分次第。ぜひみなさんも、自分なりの「夏休み」を満喫して下さい。