みんなの声で生協店舗をより良いものに!~女子定食の誕生~
日比 満理奈さん(経営学部3回生)、久保添 智絵さん(経済学部3回生)
生協学生委員会の活動を通して、「女子定食」を考案
今年の4月、BKCの食堂に「女子定食」が誕生しました!
私たちは普段、生協学生委員会として活動しています。その委員会で、学生のみなさんから寄せられた意見をまとめたところ、「食堂には男子向けのがっつりしたメニューが多い」、「定食のライスをSSサイズにしてほしい」、「油の少ないヘルシーなメニューが欲しい」といった声がBKCの女子学生から多く寄せられました。そこで、その声にこたえるべく、生協で働く職員のみなさんと一緒に「女子定食」を考案することにしました。
女子定食をつくる際、“ライスはSSサイズ、低カロリー、デザート付き”という点にこだわりました。また、メニューの内容も週変わりで変更し、メニュー名を聞いた時に、内容が「ぱっ」とわかるようにという点にも気を配りました。コスト面から実現できないメニューもありましたが、「食べてみたい」と思うメニューを考えていくのは楽しかったですね。
販売開始後の評判もよく、女子学生からの認知度や興味も非常に高いと感じています。今後は、さらにメニューを充実させていきたいです。例えば、デザートなしで価格を安く提供したり、地域の食材を使用したオリジナルメニューに挑戦したり・・・。また、学内の料理サークルとコラボしても、おもしろいのではないかと思っています。女子定食をBKC女子学生の人数分は売りたいですね。
——この活動を通して、成長した点は?
日比さん:
「職員さんとのやり取りを通して、自分の意見をしっかり伝えられるようになりました。また、周りのさまざまな意見をとりいれられるようになったと思います。」
久保添さん:
「自分が動けば周囲が変わると気づきました。受け身の姿勢ではなく、何事も積極的に自分から動くべきだと思うようになりました。」
——最後に学生のみなさんへ向けたメッセージをお願いします。
わたしたちは生協学生委員として、みなさんと同じ目線に立ちながら、職員さんと学生のみなさんとの「架け橋」になりたいと思っています。生協店舗には意見や要望を伝えることができる“ひとことカード”が設置されているので、ぜひ利用してください。みなさんからのご意見をお待ちしています!
そして、女子定食もよろしくお願いします。
ユニオンフードコート店長の森岡健司さんにもお話を伺いました!
「女子定食」は、みなさんのちょっとした意見から生み出されたものなんですよ。
学生さん(生協学生委員会)と、会議や活動が一緒にできて楽しい半面、売り上げやコストなど、商品として考えなければいけない面もあり、少しプレッシャーも感じていますが、これからも頑張りたいと思います。
◆女子定食は、BKCユニオン2階のフードコートにて
400円(税込み)で販売中です!!
◆立命館生活協同組合のホームページ
両キャンパスの生協学生委員会のみなさん
- 取材・文
- 福田友香(国際関係学部3回生)