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415 -  京都αステーションからチーム「かっつかつ」がお送りします!

京都αステーションからチーム「かっつかつ」がお送りします!

島田嶺央さん(産業社会学部3回生):写真中央
田嶋一樹さん(映像学部3回生):写真左
白石賢史さん(映像学部2回生):写真右
FM京都 αステーションRadio B☆Bで活躍中!

  • No.415
  • 2012年7月11日更新
FM京都 αステーションで放送中のRadio B☆Bに携わって2年目になりました。
Radio B☆Bは、立命館大学生がプロデュースするラジオプログラム。
僕たち、チーム『かっつかつ』は、ラジオドラマ班として、ラジオドラマを制作、放送しています。
僕たちのラジオドラマは脚本から作品の完成まで、自分たちで制作しています。制作するには、たくさんの役割があり、それを3人で分担してつくっています。島田「脚本、演出」田嶋「収録、編集、出演」白石「音響補佐、出演」という形です。ラジオはテレビと違って『音』のみで表現しなくてはなりません。同じシナリオでも、音によってリスナーが描くイメージも変わります。だからこそ『音』にこだわって制作しています。納得できる音が見つかるまで、さまざまな場所で音を集めます。学生の雑踏の音は、大学構内で自分たちで録音し、よく使っています。トイレが登場する作品では、明学館のトイレの音を使ったんですよ。リスナーの頭に、その場面が浮かぶような音づくりを日々研究していますね。あまり音をつけすぎてもリスナーを混乱させてしまうので、過不足のない音付けをするようにしています。
セリフももちろんこだわっています。『音』でしか表現できないため、セリフ一つひとつに意味をもたせています。それは言葉もそうですが、特に「間」や「表現」です。同じ言葉でも、間の取り方や言い方によって意味は変わります。考えぬいたセリフに僕たちのメッセージを乗せて発信します。演技の面でも作品の印象がかなり変わるので、その役にふさわしい読み方を考えながら、いつもセリフの収録に臨んでいますね。
授業や他の活動の合間を縫って制作を進めるので、ドラマを1話つくるのに、脚本から収録まで約1カ月かかります。最初は、メンバー全員で一緒に脚本からつくっていたので、意見がまとまらず、とても時間がかかりました。夜通し作業をして、朝日を一緒に見て帰ることもしばしばありましたね。(笑)今は役割を分けることで、三人の良さを活かし、褒めたり、批判しあったりしながら、よりよい作品をつくれるようになりました。お互いに言いたいことをハッキリ言える空気を大切にしています。作品のクオリティーを少しでも上げるために、作品の締め切りギリギリまで意見を出し合って、編集の手直しをしています。だから、僕たちはチーム「かっつかつ」なんですよね。(笑)

Radio B☆Bの活動では多くの刺激を受けています。「公共の電波」で作品を発信することで、1200万人のリスナーの存在を意識し、緊張感を持って活動することが出来ています。このようなプロの現場で学べるチャンスを得られたことは、とても貴重な経験になっています。試行錯誤しながらドラマをつくり「Try&Error」を繰り返している僕たちに、番組のスタッフの方々からプロの視点でさまざまなアドバイスをもらえることができます。それがとても勉強になり、いつも感謝しています。

この春から、ドラマ「いつだって、若木 至」をシリーズ作品として放送しています。このドラマは、無気力でへたれな学生「若木 至」を主人公に、現代人が忘れかけている気持ちの「若さ」を世代を問わず、多くのリスナーに思い出してほしいという思いをこめて制作しました。
そして今回は、ラジオにとどまらず、さまざまなメディアを使って番組を楽しんでもらいたい、もっとリスナーに近づきたい、と考えFacebookアカウントを開設しました。ドラマの主人公「若木 至」でアカウントの登録をしています。リスナーのみなさんから「友達申請」があったりメッセージをいただく機会が増え、「聴いてもらえているんだな」と実感でき、とても嬉しいですね。メッセージは、僕たちの宝物です。
 


~チーム「かっつかつ」のみなさんに伺いました!¬~

-今後の目標は?
 
田嶋:これからも『音』に関わっていき、音で人の心を動かしていきたいです。また、音で表現する力を向上させていくために、もっとストイックになって、自分を高めていきたいです。

白石:先輩から刺激をうけて、独創的な発想でたくさんの事にチャレンジしたいです。現在もさまざまな活動に取り組んでいます。例えば4月にはNHKラジオ第1特集「ラジオをプロデュース!~これがイケラジ!!~」で、自分が監督・脚本・編集した作品が優秀賞(全国第2位)を受賞しました。また、Radio B☆B内でプロデューサーの許可が下りたので、別枠でもラジオの企画を立ち上げています。企画から制作まで、幅広くこなせるマルチロールになりたいです。

島田:今は、シナリオをかけるようになり、番組でもさまざまなチャレンジができるようになってきました。今後も、人に影響を与えられることをしていきたいですね。そのためにも、ハングリー精神を絶やさず、常に挑戦し続けたいです。そして、ゆくゆくは世界を変えたいです。

Radio B☆Bは、FM京都(89.4MHz)で毎週土曜日20:30~21:00にオンエアしています!!ぜひ、みなさん聞いてみてくださいね。(テーマは毎週異なります)
Radio B☆B ブログ
http://fm-kyoto.jp/blog/radio_bb/
Facebook「若木至」
http://www.facebook.com/#!/profile.php?id=100003927047256



  • 取材・文
  • 内海 温(産業社会学部3回生)

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