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141 -  「知のバトン」を伝える学びの場―物理駆け込み寺―

「知のバトン」を伝える学びの場―物理駆け込み寺―

野村圭居さん(理工学研究科 博士課程前期課程2回生)
服部隼人さん(理工学部4回生)
物理駆け込み寺で学生たちのサポートを行う

  • No.141
  • 2010年11月5日更新

物理駆け込み寺は、2007年に理工系の非常勤講師の先生方が中心となって立ち上げられたのが始まりです。

現在では、学生や院生、TAなど常時6名のスタッフが待機しており、相談者の皆さんに対して、週3日、BKCエポック立命21で 主に学習上のサポートを行っています。

また、自習室のように利用してもらったりもしています。授業が進むにつれて相談者が多くなり、テスト直前期には50名以上の方が利用されるので、その場合は、スタッフを増員して対応しています。



 利用者の中には、高度な内容について質問をしてこられる方から、高校生のときに積み残した疑問点など、もう一度基礎から理解したい方までおられ、多様な学習ニーズに対応しています。アドバイスを行う時に、僕たちが気をつけているのは、答えを教えるのではなく、考え方を身につけてもらうように心がけていること。

また、「この数式は何のためにあるのだろうか」という疑問も持っている方には、「どんな製品にどのように活用されているのか」と例を出して説明をします。

数式の理論と現実のつながり、つまり「ものづくり」の全体像を理解してもらって、学習モチベーションが高い状態で講義や研究に臨んでもらえるようなサポートを行っています。



 最初は相談者として来ていた後輩が、やがてスタッフとして活躍してくれることもあり、「知のバトン」を先輩から後輩に伝えられたときにやりがいを感じます。スタッフ同士で教え方を議論したりするので、自分自身も成長することができますね。



 今年の夏休みには、地域に根付いた大学づくりの一環として、立命館大学への進学を希望する生徒を対象にレクチャーを行うなど、活動を拡大しました。

今後は、「物理駆け込み寺」がキャンパスのあらゆる場所で自然に行われ、学生同士の学び合いが進むよう、活動に取り組んでいきたいです。

わからないことも一緒に考えてわかるようになる!そんなサポートスタッフ達が待っているので、ぜひいろいろな人に利用してもらいたいですね。



  • 取材・文
  • 皆木孝夫(公務研究科2回生)

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