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560 -  ICT Challenge+Rを通じて情報理工学部に入学 情報科学の技術で世の中を良くしたい

ICT Challenge+Rを通じて情報理工学部に入学 情報科学の技術で世の中を良くしたい

金具浩平さん(情報理工学部2回生)

ICTChallenge+R 2011でISIDイノラボ賞、ICTChallenge+R NEXT 2012で最優秀賞を受賞!

  • No.560
  • 2013年8月23日更新
~「ICT Challenge+R」は、オリジナリティ溢れるアイデアをもとに自ら作成したソフトウェアを募集する、高校生を対象とした立命館大学主催のコンテストです。「ICT Challenge+R NEXT」とは、大学生・大学院生を対象としたソフトウェア創作コンテストです。2013年度の「ICT Challenge+R」への応募は締め切りましたが、ICT Challenge+R NEXTは 10月18日(金)まで応募受付中です!~
 
僕がICT Challenge+Rのことを知ったのは、日本の大学のホームページを見ていたときでした。親の勧めでニュージーランドの高校に通っていましたが、大学は日本の学校にしようと思い、いろいろ調べていました。立命館大学のホームページで、ICTChallenge+Rでファイナリストになれば、情報理工学部のAO選抜入試の一部が免除されることを知って挑戦してみようと思いました。

パソコンは5歳くらいから使っていましたが、ソフトの制作はICTChallenge+Rに応募した「いないつ」が初めてでした。ホームステイ先のホストマザーが、「いつの間にかお金がなくなる」と言っていたのをヒントに、選択するだけで細かい項目まで管理できる家計簿ソフトを考えました。主にネットで得た知識をもとに、制作を進めていきました。今なら先生に聞くこともできますが、当時は質問できる人が周りにいなかったので、何度も行き詰まりました。でも、もともと考えごとは自分で納得がいくまで突き詰めるタイプなので、疑問点は自分で調べて解決していきました。

初めてのソフト制作だったので、一つひとつ作り上げていく楽しさがあり、制作中は苦しいというよりは楽しかった気がします。ソフトが完成して思った通りに動いたのも単純に嬉しかったです。また、自分のレベルがわからなかったので、自分の作ったものが他人に評価されて賞をいただいたというのはものづくりのモチベーションを上げてくれました。

ICTChallenge+R NEXTでは、「My Library+R」というソフトをつくりました。図書を検索するため、RAINBOWをスマートフォンで見る人もいると思いますが、RAINBOWはスマートフォンの画面で見ると表示が小さいので、それを改善するためのアプリです。ロゴやバナーは読み込まないようにして、文字中心のシンプルなページにしました。見やすくなるだけでなく、データ量が減ることで表示が速くなるという利点もあります。このソフトはApp storeで無料配信していますが、一部の動作が悪くてまだまだ改善の余地があると考えています。
          
「いないつ」も「My Library+R」も、日常生活を少し改善するようなソフトです。ゲームなど、ルールから自分で考えるようなものではなく、「こんなのあったらいいのにな」という生活に沿ったものをつくるのが好きですね。そして、使った人に喜んでもらえたら嬉しいです。

大学に入って、アルゴリズムを初めて勉強したり、数学系の科目が難しかったり、独学では学んでいなかった部分を学んでいると思います。今後は大学院進学も視野に入れています。素材や動画をつくるのも好きで、「あいちゃれ」のCM動画もつくらせてもらいました。パソコンソフトに限らず、ものをつくることは、面白さや達成感があると思うので、理系の学生も文系のみなさんも、ぜひ「ものづくり」にチャレンジしてみてください!


■2013年9月15日(日) ICT Challenge+Rファイナル(最終選考会)を開催!!
書類選考を通過した高校生ファイナリストが集い、作品のプレゼンを行います。
高校生が作り上げてきたソフトウェアに込めた思いや技術を是非、体感してみてください。
※時間や会場は、決まり次第下記ICT Challenge+RのHPでお知らせします。
※当日は参加無料。どなたでもご来場いただけます。

  ICTChallenge+R公式ページ


             

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