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562 -  留学を人生でどう位置づけるのか!?

留学を人生でどう位置づけるのか!?

三輪仁志さん(文学部4回生)
GGP学生支援団体「まいる」代表

  • No.562
  • 2013年8月30日更新
GGP(Global Gateway Program)は、語学研修にとどまらない、高度な長期留学を実現するためのプログラムです。立命館大学に在籍しながら2年間留学し、最短4年間で日本と英語圏の大学の2つの学位を取得することができる「DUDP(学部共同学位プログラム)」への参加、もしくは約1年間の「交換留学」への参加が前提のコースです。現地の授業に対応できるようなカリキュラムや英語での授業が行われています。

私はGGP学生支援団体「まいる」に所属しています。「まいる」とは、「マイルート」という意味と「留学へ参る」の両方からとったもので、1、2回生に対して接しやすい存在でありたいという思いから“ひらがな”で表しました。「まいる」の主な活動は、GGPの低回生クラスに、3、4回生の留学経験者をSA(Student Assistant)として配置し、先生と相談しながら授業内容を考えたり、授業内外での学習支援を行っています。6月21日(金)開催の低回生と留学経験者の交流イベント「GGP Student Fes 2013 Spring」もその取り組みのひとつです。去年の秋の交流イベントをきっかけに、継続的に活動をしていくため、今年4月に発足し、現在3回生5人と4回生4 人が所属しています。

 

サポートする立場として1人ひとりの学生に目を配ることは、とても大変です。学生の個性が違うなかで、距離感や言葉遣いがその学生にとって適切かどうかを考える必要があると感じています。単に手厚く指導するだけでなく、相手の気持ちや状況を踏まえて支援するように心がけています。また、1、2回生と接するなかで、彼らの多くが留学を、「とりあえず、アメリカ」など、ぼんやりと捉えていて、留学の意味や目的がはっきりしていないと感じることがあります。私は、留学することがゴールではなく、その留学をどのように捉えて、その後の人生に活かしていくかということを考えることが重要であると考えています。

 私自身は、アメリカの大学に10か月間留学しました。留学中、身の周りのことはすべて自分でやらなくてはいけません。時間的に余裕のある留学生活の中で、今までの自分の人生や未来について考え、自分を見つめ直す良い機会となりました。そして、そこで考えたことは、帰国後の行動の指標になり、以前よりも「人のために何かをしたい」という強い想いが生まれました。それが今の「まいる」の活動や、将来の目標である英語教師へとつながっています。

私は留学を通して、自分という人間について深く考えることができました。この活動を通して、これから留学を考えている後輩たちに、なぜ留学を選択したのか、留学の意味や目的を考えてもらえるように提案を続けていきたいです。留学を目指して努力している後輩たちの力になりたいですね。  

 
  • 取材・文
  • 安藤晴佳(産業社会学部2回生)

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