BKCの発展、学生・教員の学びを支える地域連携
山田 一隆さん(BKC地域連携課 職員)
びわこ・くさつキャンパス(BKC)では、多くの学生や教員が地域をフィールドに学習や研究に取り組んだり、クラブや団体がイベントやボランティア活動に参加し、地域の方々と交流している。BKC内の地域連携に関わる情報を掌握し、大学と地域を橋渡しする役割を担っているのが、BKC地域連携課の専門契約職員、山田一隆さんだ。
個々の研究活動から正課の授業、課外活動まで、地域連携活動は多岐にわたる。山田さんは着任してから1年余りをかけて、それらの情報を収集し、『地域連携事例集2013』をまとめ上げた。WEBなどに掲載されている情報を頼りに地域連携に関わる部課を探しては、直接足を運び、活動主体や内容を把握する地道な取り組みの成果だ。これによって地域連携の取り組みを学内外に「見える化」できるようになった。「さまざまな連携活動について地域の方々に知っていただき、BKCや立命館をもっと身近に感じてほしい。また『うちの地域でもこんな連携をしたい』といったニーズやシーズをすくい上げる契機になれば」と、山田さん。学生・教職員にとっても、事例集を通じて他の活動と連携する機会が生まれるだけでなく、自らの取り組みが「立命館の営み」の一つなのだと自覚し、アイデンティティや愛校心を育むことにもつながると期待する。
一方で、地域、大学にとっての「窓口」として責務も大きい。「これまでは学生や教員個々のコネクションを通じてしか地域との接点を探るすべがありませんでした。橋渡しを通じて、学生や教員と地域の方々の間に新しい絆や新たな取り組みが生まれる瞬間に立ち会えるのが、やりがいです」。
BKC開設から今年で20年を迎える。地域の方々に受け入れられ、良好な関係を築いてきたからこそ、今日のBKCの発展はあるとして、山田さんはこう訴えた。「学生や教職員が、安心して生活し、すばらしい環境で学び、研究できるのは、地域の方々の理解と協力があってこそです。地域とつながることが、教学や研究を支える基盤になる。そのことに思いを馳せ、各部課にも地域連携を一層後押ししてほしいと願っています」。
今後挑戦してみたいことは?
任期中に地域連携の新しくて立命館らしい枠組みを確立し、学内外に発信したい。学生・教職員、地域それぞれのニーズに最適で、お互いの「持ち味」を高め合うような連携となるよう、橋渡しの役割を果たせるようになりたい。
個々の研究活動から正課の授業、課外活動まで、地域連携活動は多岐にわたる。山田さんは着任してから1年余りをかけて、それらの情報を収集し、『地域連携事例集2013』をまとめ上げた。WEBなどに掲載されている情報を頼りに地域連携に関わる部課を探しては、直接足を運び、活動主体や内容を把握する地道な取り組みの成果だ。これによって地域連携の取り組みを学内外に「見える化」できるようになった。「さまざまな連携活動について地域の方々に知っていただき、BKCや立命館をもっと身近に感じてほしい。また『うちの地域でもこんな連携をしたい』といったニーズやシーズをすくい上げる契機になれば」と、山田さん。学生・教職員にとっても、事例集を通じて他の活動と連携する機会が生まれるだけでなく、自らの取り組みが「立命館の営み」の一つなのだと自覚し、アイデンティティや愛校心を育むことにもつながると期待する。
一方で、地域、大学にとっての「窓口」として責務も大きい。「これまでは学生や教員個々のコネクションを通じてしか地域との接点を探るすべがありませんでした。橋渡しを通じて、学生や教員と地域の方々の間に新しい絆や新たな取り組みが生まれる瞬間に立ち会えるのが、やりがいです」。
BKC開設から今年で20年を迎える。地域の方々に受け入れられ、良好な関係を築いてきたからこそ、今日のBKCの発展はあるとして、山田さんはこう訴えた。「学生や教職員が、安心して生活し、すばらしい環境で学び、研究できるのは、地域の方々の理解と協力があってこそです。地域とつながることが、教学や研究を支える基盤になる。そのことに思いを馳せ、各部課にも地域連携を一層後押ししてほしいと願っています」。
今後挑戦してみたいことは?
任期中に地域連携の新しくて立命館らしい枠組みを確立し、学内外に発信したい。学生・教職員、地域それぞれのニーズに最適で、お互いの「持ち味」を高め合うような連携となるよう、橋渡しの役割を果たせるようになりたい。