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698 -  ホッケーでオリンピックを目指す

ホッケーでオリンピックを目指す

田中世蓮さん(産業社会学部4回生)

  • No.698
  • 2015年2月13日更新
立命館大学体育会ホッケー部は今年度、春の大学ホッケー王座決定戦2連覇、秋の全日本学生ホッケー選手権大会3連覇を果たしました。秋の大会にて最優秀選手に選ばれた、田中世蓮さんにお話を伺いました。

「このチームの強みは、『自分たちで考える』ことだと思います。」という田中さん。監督が来ない平日の練習は、自分たちでメニューを決めて取り組むのだそう。それぞれが戦術を考えて提案したり、自主練習でスキルを磨いたり、「みんな『言われなくてもやる』という雰囲気ですね」。

田中さんは小学5年生のとき、ホッケーが盛んな地元の島根県でホッケーを始めた。持ち前の負けず嫌いな性格で誰よりも練習し、中学時代はU15日本代表、高校時代もジュニアの日本代表を務めた。「日本代表の海外遠征ではオランダやオーストラリアなどで試合をしましたが、中学生の時点で今の僕より大きい選手がたくさんいましたね。」腕の長さの違いのため、守備範囲も攻撃範囲も違ってくる。「対処するためにはすばやさ、速く走ることが必要だと思い、そこを磨いていきました」。今ではすばやさと、それを試合の最後まで維持するスタミナを身に付けた。

             

昨年11月には、初めてシニア日本代表の海外遠征に招集された。「代表は、短い期間でチームを作り上げていかないといけません。それぞれ個性が強くて大変ですが、いつもコミュニケーションを取って、気持ちを合わせていくように心がけています。」ジュニア時代から日本代表として戦ってきた経験が生きているようだ。

今回の遠征は疲労骨折のため、残念ながら試合前に代表チームを離脱することになった。「つらいこともたくさんあります。一番つらいのは今回のように怪我で試合に出られないことです。他には、練習してもなかなかうまくならないときとか、試合でいつものプレーができないときとかですね」

しかしそれらを克服する過程で、学ぶことも多かったという。「いつものプレーができないのは緊張から来ているので、ウォーミングアップから全力を出すことで体をほぐし、気持ちもリラックスできるようになりました。他に気づいたことは、『ホッケーだけできてもダメ』ということです。1回生のとき、試合になかなか出られず生活も乱れた結果、練習にも身が入らないという悪循環に陥ったことがありました。ホッケーで結果を出したければ、勉強や日々の生活も大事にしないといけないと分かりました」

今後の目標を聞いた。「まずは怪我を治して日本代表に復帰することです。そしてリオの出場権を獲得してオリンピックに出場したいです。2020年の東京オリンピックにも出たいですね。」怪我を負いながらも、その目は常に世界に向いている。
 

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