学びとイベントを通して“リーダーシップ”を究める
島田 美奈実さん(映像学部3回生)20HIVE代表
出身地:福岡県
高校時代にクラスを統括する楽しさと出会った島田美奈実さんは、“プロデューサー”という役割に興味を持ち立命館大学映像学部に入学した。所属する中村彰憲教授のゼミでは、コンテンツビジネスやプロモーションについて学び、学内団体のCM制作や、プロのミュージックビデオを手がけてきた。ただ単に作品をつくるだけでなく、プロモーション、団体やミュージシャンの課題解決を意識しながら制作に取り組んだという。これらの活動で得た知識や経験を還元したいと考えた島田さんは、昨年5月、ゼミ生を中心に集まった学生たちとともに20代のアーティストやエンターテイナーのマネージメントやプロデュースをする「20HIVE(トゥエンティ・ハイブ)」を立ち上げ、アートイベント「Art Of 20s」を開催した。
今や個人が制作したイラストがLINEスタンプとなったり、インターネットにアップした写真が話題となって写真集になるなど、自分の作品が評価され社会で“形”になる可能性が広がってきている。しかし実際には表現活動を本業にしている人は少ないという現状に対して、「大学で映像制作やマネージメントを学ぶ自分たちが、表現活動を仕事にしようとする若い人々の刺激になるようなことをやりたかった」と島田さんは語る。イベントはSNSを中心に話題の20代のアーティストをゲストに迎えたトークショーとパフォーマンス。「どのように自分をプロデュースしているのか」「どんな心構えで活動しているのか?」、ゲストたちの話をうかがった。イベントはインターネットで生放送され、その視聴者は2番組で2000人に及んだという。
団体の代表として、メンバーのモチベーションを高めて同じ目標へ率いていくことに腐心した島田さん。“どうやって人を動かすのか”“多様なメンバーに、どう伝えるのか?”ということを考えながら、授業で学んだ“リーダーのとるべき行動”を実践していったという。「どのように周りのメンバーを動かし、一緒にプロジェクトを成功させるかを考えるのが“リーダー”だということに気づくことができました。自分のリーダーシップが、チームのメンバーを育てながら率先していく『人材育成型』だと先生に気づかされ、自分自身もそれを実感してからは、より意識して行動するようになりましたね」運営の中で起きた問題においてメンバーが気づいていない部分を指摘するなど、責任もって取り組むことの重要性を訴えてやる気を刺激したという。
集団を束ねる苦労とともに楽しさを改めて実感した島田さん。「メンバーからの自分の評価を聞いてみたいですね」と笑顔で答えた。来年度は、ゼミで2回生の教育係を担当するとのこと。これからもリーダーのとして力を高め、活躍の場を広げてくれるだろう。
20HIVE制作のミュージックビデオ
今や個人が制作したイラストがLINEスタンプとなったり、インターネットにアップした写真が話題となって写真集になるなど、自分の作品が評価され社会で“形”になる可能性が広がってきている。しかし実際には表現活動を本業にしている人は少ないという現状に対して、「大学で映像制作やマネージメントを学ぶ自分たちが、表現活動を仕事にしようとする若い人々の刺激になるようなことをやりたかった」と島田さんは語る。イベントはSNSを中心に話題の20代のアーティストをゲストに迎えたトークショーとパフォーマンス。「どのように自分をプロデュースしているのか」「どんな心構えで活動しているのか?」、ゲストたちの話をうかがった。イベントはインターネットで生放送され、その視聴者は2番組で2000人に及んだという。
団体の代表として、メンバーのモチベーションを高めて同じ目標へ率いていくことに腐心した島田さん。“どうやって人を動かすのか”“多様なメンバーに、どう伝えるのか?”ということを考えながら、授業で学んだ“リーダーのとるべき行動”を実践していったという。「どのように周りのメンバーを動かし、一緒にプロジェクトを成功させるかを考えるのが“リーダー”だということに気づくことができました。自分のリーダーシップが、チームのメンバーを育てながら率先していく『人材育成型』だと先生に気づかされ、自分自身もそれを実感してからは、より意識して行動するようになりましたね」運営の中で起きた問題においてメンバーが気づいていない部分を指摘するなど、責任もって取り組むことの重要性を訴えてやる気を刺激したという。
集団を束ねる苦労とともに楽しさを改めて実感した島田さん。「メンバーからの自分の評価を聞いてみたいですね」と笑顔で答えた。来年度は、ゼミで2回生の教育係を担当するとのこと。これからもリーダーのとして力を高め、活躍の場を広げてくれるだろう。
20HIVE制作のミュージックビデオ