研究テーマ

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理工学部都市システム系(環境都市工学科・都市システム工学科・環境システム工学科・建築都市デザイン学科)の学生の皆さんへ。

小川は現在、研究室の卒論生・修論生たちと一緒に、交通や都市に関連するこんな研究テーマに取り組んでいます。

興味のある方は、ぜひ「都市交通研究室(小川研究室)へ来てください。

なお、今後の研究テーマにつきましては、詳細が決まり次第、掲載いたします。

 

2018年度 卒業論文・修士論文 研究テーマ (暫定版)

 

2018年度の研究テーマの予定(あくまでも予定)です。詳細が決まり次第、随時更新していきます。

研究室紹介資料 2018年度研究室紹介資料(都市システム系3回生向け)

研究テーマ(1)【自動車交通に関する研究】

 自動車交通は非常に便利である反面、交通渋滞、交通事故といったさまざまな問題も抱えています。交通渋滞や交通事故をできるだけ少なくするためには、それらの原因となるドライバーの運転行動を分析し、そのような行動が少なくなるような道路整備や、交通管理、交通制御をすることが必要になります。
 この研究では、自動車利用者や横断歩行者の行動分析を通じて、自動車交通の渋滞対策、安全対策などについて考えます。

研究テーマ(2)【自転車・二輪車交通に関する研究】

 立命館大学BKCでは、多くの学生が自転車や二輪車で通学しています。このためBKC周辺では、通学時間帯に大量の自転車や二輪車が集中し、交通渋滞、交通事故なども発生しています。
 自転車や二輪車の行動特性は歩行者、自動車とは異なるため、その行動予測や安全対策の考え方も異なります。この研究では、自転車や二輪車の走行特性についての分析をおこない、安全な自転車交通、二輪車交通のための道路空間整備について考えます。

研究テーマ(3)【歴史都市防災に関する研究】

 多くの文化遺産をもつ歴史都市では、災害時においても文化遺産を適切に守ることが必要になります。また、歴史都市は観光都市でもあり、災害時には市民とともに観光客の安全を図ることも重要になります。
 この研究では、歴史都市における観光客の交通行動分析や、避難誘導方法の検討をおこないます。また、歴史都市や文化遺産の防災の重要性について考えるため、それらに対する社会的な着目度の分析や、観光資源としての文化遺産の評価をおこないます。

 


 

以下は、2017年度におこなっていた研究テーマです。もちろん、これからも継続しておこなっていきます。

 

2017年度 卒業論文・修士論文 研究テーマ

 

2017年度には、以下のような研究テーマで卒業論文、修士論文の作成をおこないました。(研究室は安隆浩特任助教との共同運営です。)

研究テーマ(1)【鉄道駅構内における利用客の動的OD推定】

 JR高槻駅では、近年、駅構内の改良工事がおこなわれ、ホームの新設、昇降式ホーム柵の設置、乗換通路や改札口の新設などがおこなわれました。このため、駅構内での乗降客、乗換え客の移動が大きく変化しています。本研究では、改良工事前後の高槻駅における旅客流動調査の結果をもとに、駅構内における利用客の動的OD推定(出発地・目的地間の交通量の推定)をおこないました。また、ミクロシミュレーションを用いてホーム上における混雑状況の推定をおこないました。(安先生担当テーマ)

研究テーマ(2)【地方自治体における自転車通行空間の整備形態の比較分析】

 国土交通省・警察庁による「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」の作成にともない、多くの自治体で自転車ネットワーク計画が作成されるようになっています。しかしながら、自転車通行空間の整備形態にはさまざまなものがあり、各々の自治体における整備形態は必ずしも国土交通省・警察庁によるガイドラインと同一ではありません。これは、各々の地域における道路状況や自転車利用状況の特徴は異なり、必ずしも国土交通省・警察庁によるガイドラインが想定したものと同一ではないためと考えられます。本研究では、さまざまな自治体の自転車ネットワーク計画における自転車通行空間の整備形態を調査し、その比較をおこないました。

研究テーマ(3)【商業施設の駐車場出入口における課題点の抽出】

 商業施設の駐車場出入口には、商業施設の存在や駐車場出入口の存在を示す看板が設置されています。これらは利用者に対する案内ではありますが、設置状況によっては駐車場に出入りする車両の見通しを妨げるものとなっており、駐車場出入口における交通事故の発生要因にもなり得ます。本研究では、大阪府吹田市の幹線道路沿いに立地する商業施設を対象として、駐車場出入口における車両の見通し距離の調査をおこない、商業施設の立地状況や看板の設置状況による見通し距離への影響の比較をおこないました。

研究テーマ(4)【大規模小売店舗における駐車場整備台数の実態調査】

 大規模小売店舗の立地に当たっては、大規模小売店舗立地法にもとづき周辺地域の生活環境への配慮が必要になります。この中には、周辺交通への影響を緩和するための駐車台数の確保が含まれていますが、経済産業省による「大規模小売店舗を設置する者が配慮すべき事項に関する指針」では簡易な算定式が示されており、これにもとづいて駐車台数を設定する店舗が多くあります。しかしながら、地域の状況によっては過大な駐車台数となっている場合も見受けられ、開店後に駐車台数を減少させる事例もみられます。本研究では、宮城県、奈良県、広島県を対象に、大規模小売店舗における駐車場整備台数の実態と、経済産業省による指針で必要とされる駐車台数との比較をおこないました。

研究テーマ(5)【H型交差点のコンパクト化の有無による自動車走行挙動の比較分析】

 高架道路に並行する道路(側道)の交差点は、高架道路を挟んで上下線が分離された構造(H型交差点)となることから交差点面積が大きくなり、また交差点によって信号制御の方法が異なっていることから、左折車・右折車の走行挙動のばらつきや信号誤認、横断歩行者の信号誤認や信号無視が発生しやすく、交通事故の危険性が大きくなっています。本研究では、交差点の隅切り半径を小さくしたり、停止線間距離を小さくしたりする「コンパクト化」と呼ばれる交通安全対策が実施されたH型交差点を対象として、交差点を通過する左折車・右折車の走行速度の計測をおこない、コンパクト化の有無による自動車走行挙動の比較をおこないました。

研究テーマ(6)【Google Street Viewを用いた自転車の通行位置と通行方向に関する実態調査】

 車道上への自転車通行空間の整備や自転車道への一方通行規制の導入など、自転車の通行位置や通行方向を規定することの根拠として、歩道上を右側通行する自転車の交通事故発生確率が大きいことが挙げられています。しかしながら、道路上における自転車の通行位置(歩道・車道)や通行方向(左側・右側)に関する詳細な調査結果は少なく、また交通事故の発生状況に関するデータも少ないため、自転車の通行位置や通行方向による交通事故発生確率の差異は明確ではありません。本研究では、自転車の通行位置や通行方向を簡易に調査する方法として、Google Street Viewで撮影された自転車の通行位置や通行方向を計測し、その割合の算定をおこないました。また、これをもとに、自転車の通行位置や通行方向による交通事故発生確率の推計をおこないました。

研究テーマ(7)【高齢者交通死亡事故多発警報の発令基準と発令状況に関する分析】

 交通死亡事故多発警報とは、一定期間内に死亡事故発生件数や死者数などが一定水準以上となった場合に、都道府県や警察本部などが警報を発令し、注意を呼び掛けるものです。発令基準には一定期間内の死亡事故発生件数を用いているもの、死者数を用いているもの、その他の基準を用いているものなど、さまざまなものが存在し、それに応じて制度の名称もさまざまなものがあります。本研究では、高齢者を対象とした高齢者交通死亡事故多発警報に着目し、適切な発令基準の設定方法を考える一助とすることを目的として、注意喚起のための警報の発令頻度という視点から、その発令基準と発令状況について分析をおこないました。具体的には、確率現象として算定し得る警報の発令回数の期待値と、実際の警報の発令回数の実績値との比較をおこないました。

研究テーマ(8)【道路ネットワーク特性と走行距離を考慮した自転車の通行位置と通行方向による交通事故遭遇確率の比較分析】

 車道上への自転車通行空間の整備や自転車道への一方通行規制の導入など、自転車の通行位置や通行方向を規定することの根拠として、歩道上を右側通行する自転車の交通事故発生確率が大きいことが挙げられています。しかしながら、これは個々の交差点における交通事故発生確率であり、自転車利用者にとっての出発地・目的地間の交通事故遭遇確率ではありません。本研究では、出発地・目的地間の車道横断回数を考慮して、自転車の通行方向を左側のみの一方向通行とする整備をおこなった場合と、道路両側の双方向通行を許容する整備をおこなった場合との交通事故遭遇確率の比較をおこないました。具体的には、格子状の道路ネットワークをもつ京都市中心部と、非格子状の道路ネットワークをもつ京都市郊外の洛西ニュータウン付近とを対象として、走行距離帯別の出発地・目的地間の交通事故遭遇確率の算定をおこない、道路ネットワーク特性と走行距離を考慮した自転車の通行位置と通行方向による交通事故遭遇確率の比較分析をおこないました。

研究テーマ(9)【Afghanistan国Kabul市における公共交通計画のための交通需要予測】

 本研究では、Afghanistan国Kabul市を対象に、都心への通勤交通の増大に対応する公共交通計画のための交通需要予測をおこないました。具体的には、現地におけるアンケート調査と交通量調査の結果をもとに、Kabul市北西部と都心との間における発生交通量の予測と、仮想的な公共交通を導入した場合における交通手段分担量の予測をおこないました。これにより、現地における今後の公共交通計画のための有用な知見を得ることができました。

 


過去の研究テーマ 岐阜大学在籍中におこなっていた研究テーマについては、こちらのページをご覧ください。

過去の研究テーマ 過去の研究テーマ(2002年度〜2006年度のもの)については、こちらのページをご覧ください。

過去の研究テーマ 過去の研究テーマ(2007年度〜2011年度のもの)については、こちらのページをご覧ください。

過去の研究テーマ 過去の研究テーマ(2012年度〜2016年度のもの)については、こちらのページをご覧ください。