産業社会学会アドバンストセミナーが開催されました!

Posted on 2013.07.09

7月5日(金)以学館地下多目的ホールにて産業社会学会アド
バンストセミナーが開催されました。
産業社会学会アドバンストセミナーとは、産業社会学会(※)
が始めた産社の新しい取り組みです。産社の持つ「学際的
学術性」をさまざまな角度から学会員のみなさんにご紹介
します。
(※)産業社会学会とは、産業社会学部や社会学研究科に所属
する学生・院生・教員から成り立ち、それらの研究活動の向
上を目標とした学術研究推進団体です。

第5回目となる今回は、社会学研究科博士前期課程の山田大地
さんが、「産業社会学部でも農業できるぞ!-産業社会学部・
京北プロジェクトの取り組みとその社会的意義-」をテーマ
に発表を行いました。

<社会学研究科博士前期課程 山田大地さん>

山田さんは、「京北プロジェクト」の活動意義や目指すもの、
また、今後の課題や展開についてスライドを交えながらお話
してくださいました。
京北プロジェクトは、京都市右京区の中山間地域である「京北
地域」をフィールドに、地域の風土や文化、地域の産業である
農林業とその背景にある自然環境を学びながら、地域の抱える
課題を実践的に解決する取り組みを行っています。
現在、取り組んでいるのは、「京北・りつまめ納豆プロジェクト」、
「市民農園プロジェクト」、「下宇津・栃の木プロジェクト」、「地
産地消プロジェクト」など地域の風土や文化、環境、第一次産
業に根ざしたプロジェクト(総称して京北プロジェクト)です。

山田さんが、今もっとも力を入れているという「京北・りつまめ
納豆プロジェクト」では、2年前から販売を開始した「りつまめ納
豆」が農林水産省食料産業局長賞を受賞し、全国の納豆の中
で2位と評価されました。この活動を通して、作物を育てることの
大変さを知ったと同時に、楽しさや喜びも知ったと言います。
オリジナルを生み出すことの重要性、そして、もっとインキュベー
ションする体制にしていくことで、「京北プロジェクト」はさらなる
活性化を目指します。

次回の産業社会学会アドバンストセミナーは7月12日(金)
に開催されます。
参加した方には、おにぎりとお茶をプレゼント!
みなさま、ふるってご参加ください。


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