2013年度 西園寺育英奨学金授与式

Posted on 2013.08.05

立命館大学では2000年度から学生が主体的に学び、成長する
ことを目的に、正課における成績優秀者に奨学金を支給する
「西園寺育英奨学金」制度を設けています。
産業社会学部からは今年54名が2013年度の奨学生として選ば
れ、7月10日に開催された西園寺育英奨学金給付証書授与式
に出席しました。
以学館1号ホールで行われた全体式では、見上副総長からの
祝辞の後、産業社会学部を代表して人間福祉専攻4回生の
最相寛一さんが証書を受け取り、代表謝辞を行いました。

最相さんからは、小さい頃から疑問に感じていた格差や貧困の
問題を、福祉国家という視点から研究を進めていること、また論
文執筆をしていくプロセス自体に楽しみや喜びを感じるとともに、
社会問題の克服に貢献することができる研究を成し遂げるため
これからも学問に精進していきたい、という決意が語られました。

全体式終了後には、産業社会学部での証書授与式が行われま
した。今回は初の試みとして、奨学生同士の経験交流を目的に、
代表学生3名×学部教員の対談を行いました。

ここでは、以下3名の学生がそれぞれ正課・課外活動から得た
学びについて話してくれました。

【2回生現代社会専攻】鈴木裕貴さん:被爆国日本と原子力技術
について社会学、平和学の視点から考える
【3回生スポーツ社会専攻】河合洋介さん:ヴィッセル神戸スポー
ツビジネスカレッジでの活動、出会いから得た学び
【4回生人間福祉専攻】藁科奈津実さん:自主ゼミ「てくてく太秦」
まちづくり活動、地域の方との出会いから得た学び

学びや活動の動機、「昔から問題関心があった」「授業で聞いた
先生の言葉がなんとなく印象に残っていた」「京都の大学でしか
できないことをやってみたかった」など様々ですが、自身が「気に
なっていること」を深めたいという思いから、積極的に授業や人
との出会いを見つけ、学びを得ている様子が伝わってきました。
それぞれが問題関心を深め、またお互いの経験を交流すること
で刺激し合い、産業社会学部ならではの幅広い学びをこれから
もぜひ展開してください。
最後に記念撮影をおこない、和やかな雰囲気の中、本年度の授
与式は終了しました。

<2回生集合写真>


<3回生集合写真>


<4回生 集合写真>

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