2014年度 西園寺育英奨学金給付証書授与式

Posted on 2014.07.28

立命館大学では2000年度から学生が主体的に学び、成長
することを目的に、正課における成績優秀者に奨学金を
支給する「西園寺育英奨学金」制度を設けています。
産業社会学部からは54名が2014年度の奨学生として選ば
れ、7月9日に開催された西園寺育英奨学金給付証書授与
式に出席しました。

以学館1号ホールで行われた全体式では、渡辺副学長
からの祝辞の後、産業社会学部を代表してメディア社会
専攻4回生の野田裕未さんが証書を受け取り、代表謝辞
を述べました。
野田さんは、東日本大震災の被災地である東北でのボラ
ンティアを通して、物事を自らの目で見て多角的に判断
する重要性や、挑戦してこそ初めて得られる出会いや学
びがあることを身をもって知ったと語られました。また、
これから出会うたくさんの人々と切磋琢磨しながら自ら
の可能性を伸ばしていきたいと今後の目標を述べ謝辞を
締めくくりました。

全体式終了後には、産業社会学部での証書授与式が行わ
れました。授与式では、奨学生同士の経験交流を目的に
各回生の代表学生3名×学部教員のトークセッションが
行われました。トークセッションでは竹内副学部長より、
取り組んでいる活動内容、興味関心のある分野、今後の
目標などの質問がなされ、以下3名の学生がそれぞれの
学びについて話してくれました。

子ども社会専攻2回生 石田梨夏さん:「子どもと教育現場
の現状を知ること」を目的として学習した結果見えてきた
「子どもの貧困」に焦点を当て、教育現場で実際に起こっ
ている問題についてアプローチしていく。

現代社会専攻3回生 丹羽海渡さん:学内外での学習を効果
的に組み合わせ、社会科学によって発見される諸問題を経
営学的に分析し、具体的な改善策を提示する能力を身に付
け、研究の基盤となる知識の確立を目指す。

人間福祉専攻4回生 松田望奈美さん:「自分崩し」=自分
自身の価値観や考え方の癖を見直し、自分自身と向き合う
ことの重要性、さらに、精神保健福祉士として将来働きた
いという自らの夢、また将来に直結する卒業論文を書き上
げることを目標に掲げる。

それぞれが問題関心を深め、産業社会学部らしい幅広い学
びをこれからもぜひ展開していってほしいと思います。
最後には全員での記念撮影をおこない、和やかな雰囲気の
中、本年度の西園寺育英奨学金給付証書授与式は終了しま
した。

<2回生写真>


<3回生写真>


<4回生写真>


文責:産業社会学部事務室

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