2014年度 海外短期研修プログラムが開講されました!~Vol.2~

Posted on 2014.10.16

産業社会学部では、昨年に引き続き、スポーツを中心とした
海外短期研修プログラムが実施されました。8月に2週間程度
で実施する当プログラムは、サンディエゴ州立大学での講義
とアリゾナ州フェニックス近郊でのフィールドトリップを通
じて、スポーツとエコツーリズム、スポーツと都市開発、地
域社会におけるスポーツ産業の役割等、全専攻に関わる内容
を学術的かつ体験的に学びます。今回は、当プログラムに参
加した産社生を3名紹介します。
第2回目は現代社会専攻2回生の神野旬稀さんです。

<現代社会専攻2回生 神野旬稀さん>


Q.普段産業社会学部の中でどのようなことに関心を持ち、学び
を進めていますか?

A.私には将来地方公務員になりたいという目標があるので、
行政や地方の活性化について興味を持っています。まさに今
受講している京都市連携講座では、リレー講義として、実際
の公務員の方が講義をしてくださるので、将来に役立つよう
な知識を吸収できればと思っています。


Q.本研修プログラムに参加しようと思ったきっかけはなんですか?
A.今まで海外に行ったことがなかったので、大学では海外
に足を運びたいと思っていたところ本プログラムの存在を知
りました。小さい頃から野球をしている関係で、スポーツに
も興味があったので、スポーツ大国であるアメリカで、スポ
ーツの現状を実際に目で見て肌で感じたいという思いがあり
ました。また日本とアメリカにおけるスポーツのあり方を比
較してみたいと思ったことも参加した理由のひとつです。


Q.研修プログラムへの参加を通して身についたこと、勉強に
なったと思うことは何ですか?

A.所属が現代社会専攻なので、スポーツ社会学というもの
にあまり馴染みがなかったのですが、スポーツは政治やジェ
ンダー、メディアなど思っているより社会と密接に関わって
いることが現地の大学での講義を聞いてわかりました。と同
時に、社会におけるスポーツの影響は非常に大きいのだなと
感じました。


Q.日本とアメリカとの違いで特に印象に残っていることはありますか?
A.初めてのアメリカだったということもあり、とにかくス
ケールの違いにどこに行っても驚きの連続でした。また、フ
ィールドトリップで野球場に応援に行った際、日本とは応援
スタイルに違いがあると思いました。例えば、日本では応援
中に歌を歌うなど音楽に合わせて盛り上がりますが、アメリ
カでは音楽などはなく、ひとつひとつのプレーに対する観客
の声が選手に伝わりやすい雰囲気であるように感じました。


Q.研修プログラムでの経験を、今後の産業社会学部での学びや将来の
進路にどう活かしていきたいですか?

A.将来地方公務員として働きたい私にとって、スコッツ
デール市の観光局で、スポーツを活かしてどう地域に役立て
るかなど、行政的な面も踏まえてお話を聞けたことは、今後
学習を進めるにあたり非常に役立つ貴重なお話となりました。


Q.来年、本研修プログラムへの参加を考えている方へ一言お願いします!
A.本研修プログラムでは主体的に動くということが重要です。
たとえ、語学力に自信がなかったとしても、積極的に先生や現
地の方とコミュニケーションを図ることで、自然と会話は成り
立つものです。現に私がそうでした。小集団の授業などでは、
今のうちから進んで発言するなど、主体性を持って取り組んで
みてください。




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