スポーツ社会専攻の土井里佳子さんが「BASEBALL BUSINESS AWARD 2014」を受賞されました!

Posted on 2015.04.16

スポーツ社会専攻では、多くの学生がスポーツにまつわる現
代的な諸課題を取り上げ、社会科学的な視点からアクティブ
にその解決策を探っています。今回ご紹介する土井里佳子さ
んもその一人であり、このたび「BASEBALL BUSINESS AWARD
2014」(主催/読売新聞社・協力/読売巨人軍)において
「優秀賞」を受賞されました。

ベースボールビジネスアワードとは2008年からスタート
し、全国の大学生が指定のテーマの下で、プロ野球を盛り上
げるための企画やビジネスモデルを提案し、競い合うコンペ
ティションです。過去には実際にプロ野球ビジネスの現場で
採用され、具体化された企画もあり、大学の学びとスポーツ
ビジネスの現場をダイレクトに繋ぐたいへんレベルの高い、
また貴重な機会として知られています。
今回のテーマはプロ野球球団の集客策・ブランディング、と
りわけ富裕層をターゲットにした高価格・高付加価値サービ
スに関するものであり、受賞企画は「Plan for 写ガール」。
ここで土井さんは女性ファンの中でも高価なカメラを持参し、
選手のより良い写真を撮影できる座席を確保しようと高価な
チケットを購入する「カメラ女子」に着目し、彼女らを富裕
層と位置づけたビジネスモデルを提案されました。

奇しくも本学卒業式と同じ3月22日、授賞セレモニーおよび
受賞者のプレゼンテーションが東京ドームグラウンドにおい
て開催されました。当時4回生だった土井さんは、この授賞
式を終え、4月から社会人として働いています。最後に、
そんな彼女からスポーツ社会専攻の後輩たちへ向けてメッ
セージをいただきました。
「私は幼い頃からスポーツの魅力に心を奪われ、スポーツ
界をより良くするための術を学ぶため、スポーツ社会専攻
に入学しました。ここでの学びは、多角的であり、今まで
の自分の考えを見直すことが出来るものでした。今回、そ
の学びの成果を評価していただけたことを大変嬉しく思っ
ています。皆さんも、興味の有無に関わらず、様々な考え
方を吸収し、実りある学生生活を送って下さい。」


文責:スポーツ社会専攻 松島剛史 准教授



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