2018年開催!さんタマ

Posted on 2018.12.26

20181220fukunaga1

 2018年11月28日(水)から30日(金)まで
の三日間、立命館大学衣笠キャンパスの以学館二階Stud
ent Labでは産業社会学会学生委員会が中心となって行
う企画「さんしゃのタマゴ」が開催されました。
 「さんしゃのタマゴ」とは、所属する専門演習クラス
(ゼミナール)をこれから選択していかなければならな
い、産業社会学部の1回生を中心に向けて行われた企画
です。
 
20181220fukunaga2

 開催期間中はStudent Labに設置された会場に、各専
攻様々な教員が待機しています。
 企画参加を希望する学生が訪れると、各々気になる教
員の下に着席し、専門演習クラスの内容や、受講するべ
き科目、将来の進路など様々なことについて相談ができ
るようになっていました。
 開催時間がちょうどお昼休みに当たるということもあ
り、会場では参加者に「丼ペリ」と言われるどんぶり弁
当とお茶が配られます。

20181220fukunaga3

 お弁当を食べてお茶を飲みつつ、和気藹々と教員と話
をすることで学生も気負うことなく知りたいことを素直
に尋ねることができていたように思います。
 授業やガイダンスでは知ることのできない教員の姿を
見ることで、新しい発見や学びへの意欲が湧き出てくる
こともあるのではないでしょうか。

20181220fukunaga4
 
 実はこの「さんタマ」は春学期にも同様の企画が行わ
れています。
 こちらは2回生を主な参加者として想定されたもので、
より具体的な専門演習クラスについての説明や相談に取
り組む形となっていました。
 ですが今回の開催に関しては、専門演習クラスについ
てだけでなく、もっと広い意味での興味関心を含めた相
談に教員が乗り、その上で1回生に専門演習がどういっ
たものなのか少しずつ触れて貰うという形を取っていま
す。
 どうしてこのような形を取ることになったのか。
 これには、産業社会学部では現在の1回生から卒業論
文が必須になるため、卒業のためには専門演習クラスへ
の所属が必要になるという背景があります。
 そのため2回生だけではなく、1回生にも専門演習ク
ラスがどういうものなのか触れてもらい、興味・関心の
幅をどんどん広げていって貰いたい。開催を秋学期にも
増やし、主に1回生へ向けて行うことにしたのには、そ
んな理由がありました。
 この企画に参加した学生達の、今後の有意義な学生生
活に繋がるように。そんな委員会メンバーの思いが伝わ
ってくる、あたたかい企画の場であったように思います。


20181220fukunaga5 
※産業社会学生委員メンバー

文責:産業社会学部事務室


このページの上部へ