−経営学と実社会の発展に貢献−
1966年に創設された経営学研究科は、これまでの40年に及ぶ歴史を通して、数多くのすぐれた研究者や高度職業人を広く社会に輩出してきました。その結果、本研究科は、全国各地の大学で教員として教育・研究分野で活躍する人材や、会計士や税理士などの高度職業人として実際の企業経営に関わって活動する人材を輩出することによって、経営学界と実社会のそれぞれの発展に貢献してまいりました。
そうした到達点の上に立って、経営学の研究者を養成するというこれまで本研究科が果たしてきた役割を大切にしながら、卒業後は民間企業で活躍することを希望する院生にとっても学びがいのあるカリキュラムと教学システムを用意しています。
さらにグローバル時代にふさわしい研究科カリキュラムの改革を2009年度から実施するための準備を進めています。それは第1に英語による開講科目を拡充することで、中国をはじめとするアジア各地からの留学生に加えて欧米からの留学生を積極的に受け入れることです。第2に本学の大学院学生を海外の大学院へ短期間派遣することや本学研究科と海外の大学院の両方の学位を取得できる共同学位プログラム(DMDP)の開発を進め、社会のどのような分野に進路を決めたとしても国際的に活躍できる教学システムを創り上げることを課題としています。
また、ダイナミックに変化する現実の企業経営の状況を解明する講義科目を数多く配置します。企業経営の問題に関心を持ちそれを研究してみたいと思っておられる方々、是非ともわが経営学研究科にお越し下さい。
経営学研究科の博士課程後期課程では、将来の進路を研究教育職に定める院生たちが博士学位論文を完成するという目的を達成できるように、コースワークを導入するなど、指導と援助の体制を強化してまいります。
産業界・学界・官界で活躍されている方々、さらに卒業生・校友をはじめホームページを訪れて頂いた皆様、本研究科の飛躍的発展のため、これからも引き続き暖かいご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。