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人間形成・臨床教育クラスター紹介

1.「心」とは何か?

教育学はもとより、哲学、心理学、精神医学、人類学、宗教学など多様な諸科学の知見をベースに「心」の理論的分析をおこなうと共に、実践的分析もおこないます。

2.「心の教育」探究に関わる

家庭内の育児やしつけ、学校における生活指導・道徳教育・宗教教育、心の教育の比較文化的視点などを取り上げます。

3.教育と人間形成、教育課題へのネットワーク支援

人間の生き方やあり方、文化や社会文明のあり方を、教育のあり方と連動する課題としてとらえ探究していきます。また、教育のあり方を学校だけではなく、家庭、地域、職場などのネットワークの中でとらえ、課題解決を図るための援助の理論と実践を探究していきます。







教員紹介

クラスター推薦図書

    現代社会における人間存在のあり方を、人間形成や教育臨床の視点から根本的に問い直すような姿勢をもって入学してきてくださることを望みます。人間への問いには簡単な答えがあるわけではなく、探究と思索を深めようとする絶えざる努力が求められます。そのため普段から、人類の英知の伝統(哲学、宗教、歴史、文学、芸術など)に属する文献と、人間形成や教育臨床をめぐる今日的な諸問題に関する文献とを並行して読み進めていかれるよう希望します。そして、幼児から若者までの教育と支援、福祉、看護、矯正などの分野における自分の問題意識や経験とそうした知見が融合し、そこから独自の理論や実践が生まれることを期待しています。

・「子どもの貧困Ⅱ -解決策を考える」阿部彩 岩波新書,2014年
・「モモ」M・エンデ著 大島かおり 訳 岩波少年文庫,2005年
・「人間的自立の教育実践学」折出健二 創風社,2007年
・「死ぬ瞬間 -死とその過程について」E・キューブラー=ロス 鈴木晶 訳 中公文庫,2001年
・「愛するということ 新訳版」E・フロム 鈴木晶 訳 紀伊國屋書店,1991年

院生からみたクラスター

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準備中

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