学会長あいさつ

立命館大学 経営学会会長

木下 明浩

立命館大学経営学会は、経営学部創立と同じく1962年4月1日に始まりました。経営学会の発行する『立命館経営学』の第1巻第1号「創刊号の発足によせて」には、当時の経営学会長の小椋広勝教授が「将来は立命館経営学会という大きな学問の山脈の頂にこの学会誌をおくことにしたい」と高らかに研究への志を述べておられます。時代に応じて経営学会の活動内容が変わりますが、学会員の研究の交流が経営学会の活動の基礎にあることは変わりません。

会員は主に経営学部学生・経営学研究科院生と本学部に関係ある教員によって構成されています。学部学生は学生委員会を通じて、ゼミナール大会、卒業パーティ、企業見学、講演会、ゼミ選択のための懇親会などを行い、学生の研究を盛り立てています。教員は、職員の助けを得て『立命館経営学』の定期発行を重ねるとともに、論文等執筆・掲載に貢献しています。『立命館経営学』は経営学研究科院生の研究発表の媒体としても役立っています。併せて、経営学会は、研究会を開催しお互いの研究活動を知る機会を提供するとともに、教員の関連する学会や研究会への支援を行っています。本学会は主に学生・院生と教員の年会費により運営されており、このような活動を通じて学部・研究科の研究・教育活動に貢献しています。

この度開設された経営学会のホームページでは、さまざまな学会の研究活動が紹介されています。会員がこのホームページに関心をもって利用することで、学生・院生・教員がお互いの研究活動に接し、学生の研究への関心が高まるとともに、学会の研究活動がますます盛んになることを願っております。