04.04


2014

中国現地実習(2)

廣澤 裕介(キャンパスアジア担当教員)

中国現地実習(2)

廣澤 裕介(キャンパスアジア担当教員)

(1)からのつづき

4日目、3月13日の午後は在広州日本国総領事館を訪問し、
領事さんによる講演会を行いました。
総領事館の公邸にお招きいただき、キャンパスアジアが
いつもお世話になっている相原領事に、日本国外にある
総領事館の仕事や役割、そこで働く領事という仕事を中心に
お話ししていただきました。




 
学生からは、なぜ就職先として外務省を選んだのか?
これまでの勤務地は?海外での生活について、などなど、
質問が次々と飛び出し、相原領事にはその一つ一つに丁寧に
お答えいただきました。
学生たちはお話を聞いて、海外で働くには‥、
あるいは外交官になるには‥、将来について考える刺激を受けたようでした。

そういえば、宇野木先生(3月まで文学部副学部長兼
キャンパスアジア運営委員長、4月から東洋研究学域学域長)が、
前日(12日)の夕方から広東外大を訪れ、こちらの現地実習の
各種プログラムにも同行していただきました。

その夜は、キャンパスアジアの学生も合流し、総領事館のある
淘金周辺のマレーシア料理店で夕食を食べました。
みんなでカエルたべた。うまい!



5日目は、広東外大や市内で、グループごとにフィールドワークを
行いました。ある学生は市内のブックセンターで中国語の本を
買い集め、ある学生は前日の交流会で知り合った中国学生と
おしゃべり、ある学生は広州の有名料理店で広東料理を、
ある学生はキャンパスアジアの授業を見学。
この数日間で広東外大や広州市内の移動はすっかり慣れたので、
学生たちは広州最後の一日を思い思いに過ごしました。


6日目は、10時に広州で5泊した宿舎に別れを告げ、
深圳に向かいました。高速の窓からは、海が見えたり、
新空港が見えたり。
深圳の僑城東路にあるユースホステルに12時頃到着し、
深圳でお世話になる駒形さんと合流後、地下鉄に乗り、
街の中心部「大劇院」駅に向かいます。そこには深圳で
一番大きい100階建てのビル「京基100」があり、その午後は
ビル内にある国際的な会計事務所PwCの会議室で、深圳で
活躍するビジネスマンの方々の講演会を行います。
京基100そばのショッピングモールにあるフードコートで
腹ごしらえをして、3時から講演会です。

 

この講演会は、総領事館の篠崎領事や相原領事から、
深圳日本商工会の中村事務局長(立命館校友です)をご紹介いただき、
中村さんのご協力を得て、PwCから駒形さんと中国人の徐さん、
pasonaから山内さん(立命館校友です)とハクさんをスピーカーとして
お話しいただきました。皆さま、お忙しい中お集まりいただき、
ありがとうございました。まさにグローバルな職場環境の中で、
中国語・英語・広東語・日本語など複数言語を操り、お仕事される
みなさんで、その行動力やバイタリティー、思考力や発想力に、
学生たちはビックリしてました。学生からの質問も交え、お話は
「香港に自宅があり、朝晩通関して深圳ではたらいてる」
「妻は香港人です」「会社の福祉が充実してる」「大学時代は学校の勉強が嫌いで…」
「中国のおすすめスポット」「むかし社長から…」など、海外生活・
グローバル企業ならではのライフスタイル、ワークスタイルの
さまざまなことを聞かせていただきました。
ありがとうございました!



 
(3)へつづく


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