05.28


2014

私の京都文化遺産踏査記「竜安寺」(日本ステイ2週目)

東西大パイロット学生 김준엽(キム・ジュンヨップ)

私の京都文化遺産踏査記「竜安寺」(日本ステイ2週目)

東西大パイロット学生 김준엽(キム・ジュンヨップ)

 韓国人に「日本文化財と言えば何を先思い出しますか」と聞けば、よく出る回答がいくつかある。例えば大阪の大阪城、京都の金閣寺と銀閣寺、そして竜安寺である。韓国人にとってこの文化財はある意味日本を代表するものであると言える。私は先週、その中の竜安寺を見に行った、「立命館から近いから」が竜安寺に行こうと決めた理由である。 

 竜安寺に入ると、まず中央に大きな池があり、その周囲をきれいな花と木が取り囲んでいる。きれいな風景だが、竜安寺を代表するのは何と言っても本堂中の石庭である。日本、日本文化にあまり興味がない人でも一度ぐらいは見たことがあるらしい。四角形の庭に小さな岩がどっしりと構えてあり、底を砂が繊細に覆ってあった。ほかの庭によく見られる花や木、草はない。そこには無生物しかなく、風が吹いても何一つ動きはない。一言で言えば、とても静寂な雰囲気である。もっと詳しく砂を見れば、砂は無造作に置かれたのではなく、ちょうど海の静かな波のように柔らかい曲線を描いていた。これは竜安寺のお坊さんが朝起きてほうきで掃いて作ったそうである。ほうきでそのようなきれいな曲線を作ることができることに私は感嘆した。


 いつも変わらない石庭とその後ろにあるいつも変わらない木がとても調和していると思った。特に秋の紅葉、冬の雪と共に見る石庭はとてもきれいだろう。この静寂な石庭は人を考え込ませるのであろうと思った。 誰もない早朝に一人でここに来てしばらく考え込みたいな。

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