05.30


2025

最後の中国留学です!

中出 朋花(8期生)

最後の中国留学です!

中出 朋花(8期生)

こんにちは。私の中国留学も、いよいよ残り1ヶ月となりました。昨年は広州のさまざまな場所を回りましたが、今回の留学では、西安や四川など、中国各地を旅行しています。その中でも、最近訪れたハルビン旅行について少しお話ししたいと思います。
ハルビンは広州から飛行機で約4時間半の場所にあり、中国のかなり北に位置しています。実際、私たちのフライトは悪天候の影響で6時間もかかってしまい、国内線でこれほど長時間乗ったのは初めてで、とても疲れました。
ハルビンは冬になると-20℃にもなる極寒の地です。私が訪れたのは5月中旬でしたが、それでも日中の気温は10℃以下で、とても寒く感じました。
blog250529-01街並みは歴史的背景からロシア風で、広州とは全く異なる雰囲気があり、印象的でした。お土産屋さんもロシア風の商品が多く並んでおり、異国情緒を感じることができました。 
blog250529-02blog250529-03特産品については、ハルビンといえばソーセージが有名ですが、それ以外はあまり見かけず、お土産の多くがロシア関連のものでした。
blog250529-04また、ハルビンは「锅包肉(グオバオロウ)」が有名です。私は広外の食堂でよく锅包肉を食べていましたが、本場の味はまったく別物で、とても美味しかったです。ハルビンビールも地元ならではの味で、美味しくいただきました。
blog250529-05ハルビン旅行では「東北虎林園」にも行きました。ここは中国でも有名なシベリアトラの保護区で、多くのトラが飼育されています。園内では観光バスに乗りながら、トラに餌をあげる体験ができました。私たちは100元で大きな肉を購入し、トラに与えました。目の前で見るシベリアトラは思っていた数倍大きく力も強かったので、動物園では味わえない興奮がありました。また、80元で生きた鶏がまるごと販売されており、それをトラのいる檻に放り込み、トラが鶏を捕まえる様子を見ることもできました。実際、檻の中には食べられた鶏の羽が残っており、その光景は少し衝撃的で、残酷に感じる場面もありました。

さらに、今回の旅行のもう一つの目的であった731部隊の展示館にも行ってきました。見学前は少し緊張しましたが、日本にいるとあまり触れる機会のない歴史を実際に見ることができ、とても貴重な経験になりました。 
blog250529-06今回行ったハルビンは、中国に滞在していないと、行く機会が少ない場所なので、今回広州滞在中に行けてよかったです。哈爾濱は本来冬の雪まつりが有名ですが、個人的に5月でもかなり寒かったので、8月ぐらいに行くことをお勧めしたいです。
中国留学の残りの1ヶ月、期末テストなどで忙しくなると思いますが、思い残したことがないように楽しみたいと思います!

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