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2015.09.05

【EIZO DAYS】 05:VFX(視覚効果)を駆使した映画制作にむけて奮闘中!

EIZO DAYS

立命館大学映像学部にあるのは映像学科1つだけ。
だからこそ、さまざまな興味関心を持った学生が集います。
彼ら、彼女らは日々どんなことを考え、どんなことに取り組んでいるのか。
その一端を、学生さんのインタビューを通してお伝えします。


 VFX(視覚効果)を駆使した映画制作にむけて奮闘中!

【episode05】長尾淳史さん2015年度3回生、実写ゼミ所属、滋賀県出身)

ハリウッド映画のVFXアーティストになりたくて映像学部に入りました。とはいえ、映画をみることは子どもの頃からずっと好きだったものの、高校まで映像制作の経験はなし。そのぶん入学時は、夢をかなえるために知識や技術を磨くことに集中しなければという意識が人一倍強かったです。作ったからには外に見せて評価を受けたいという思いもあり、GATSBY学生CM大賞などのコンテストには1回生の頃から積極的に応募しました。

また、映像学部生が多く所属する映像制作サークル「GREENS」に所属し、多くの人と関わっていくなかで、夢を実現するためには知識や技術の習得に集中することも必要だけど、人とのつながりを作ることも大事だと思うようになりました。そして、2回生秋のゼミ選択時に改めて大学生時代にしかできないことについて考え、最終的に実写ゼミを選びました。演出を学べて、かつ大勢の仲間と制作することができる点に魅力を感じたからです。

いまはゼミの3回生課題で15分の作品制作に取り組んでいます。映像学部には、技術的な面やCGをはじめ、さまざまな分野に興味のある学生がいるので、お互いに高めあい、助けあいながら撮影をしています。2回生の時も「映像制作実習Ⅲ」の授業で監督を務め、「乗換案内」という10分の作品をつくりました。GATSBY学生CM大賞の受賞作品の制作を通して、企画段階でのおもしろさを意識するようになり、「乗換案内」の制作ではその点を大事にしました。ただ、恋人を変えられるアプリというアイデアはよかったと思っていますが、それ以上のものを提供できませんでした。企画先行になってしまった前回の経験を踏まえて、今回は内容にもおもしろみのある作品づくりを目指しました。

卒業制作ではVFXを駆使した作品を撮ろうと思っています。そして今後も経験を積んで、いずれはVFXを駆使した映像演出を行っている山崎貴監督のように、監督兼VFXとしてエンドロールにクレジットされるような監督になりたいです。

<長尾さん受賞作品>
・『魅惑の泉』(企画・演出)第8回GATSBY学生CM大賞 キャラクター賞(2013年)
・『乗換案内』(監督・脚本)第9回TOHOシネマズ学生映画祭一次審査通過(2014年)

【お知らせ】
長尾さんの新作を含む、実写ゼミ3回生の制作作品上映会「シネマグラ2015」が以下の日程で開催されます。一般の方もご鑑賞いただけますので、ぜひご来場ください!

日時:10月19日(月)〜22日(木)
場所:場所:立命館大学衣笠キャンパス 充光館地下1階 301教室
※上映作品等の詳細については、決まり次第、映像学部HPでもご案内します。


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次回は、10月上旬に更新予定!
インタラクティブメディアを用いて地元のミニシアターの宣伝に取り組む松本かれんさん(4回生)をご紹介します。

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