07class実写ゼミ

faculty Profile

どんなことを学ぶゼミですか?

映画、CM、ドキュメンタリーなどの実写作品の制作を行うゼミです。監督、撮影・照明、音響、編集、制作についてそれぞれ現場での経験が豊富な教員が複数で指導しています。
単に制作技術を学ぶということだけでなく、たとえば機材や施設の使用の調整、現場に対しての注意点などといった、卒業制作をつくるにあたって必要になる段取りや人間力の育成も重要な内容と考えています。実施場所は松竹撮影所内にある立命館松竹スタジオです。

どんな活動をしていますか?

企画のプレゼン、各パートの専門技術指導、脚本研究などを行うほか、3回生時には、全員が「3分以上15分以内の実写映像作品を企画・監督する」という課題に取り組みます。内容もテーマも自由という条件なので、コメディから時代劇、アクション、ホラーまでさまざまです。年々レベルが上がってきていて、コンテストで受賞する作品も続けて出ています。毎年10月頃には、それら課題作品の上映会「シネマグラ」を開催していて、一般の方も見に来られています。4回生は卒業制作に専念していますね。そして「立命館映像展(立命館大学映像学部卒業制作・大学院研究科修士制作 合同展示・上映会)」の一般公開を行って社会に巣立っていきます。卒業生は各方面で未来の業界を支える“映像人”として頑張っています。
ゼミの作風的には、社会に視点を向けているものが多いのが特徴といえるかもしれません。

所属する学生はどんな印象ですか?

個性的でいろいろな学生が集まっています。多いのは監督志望者ですね。お互いライバル同士であり、切磋琢磨しつつも協力しあいながら作品制作をおこなっています。ほかにも、撮影・照明や音響や編集の技術を磨くことに専念して就職に結び付ける学生もいます。また、プロジェクトの運営に興味を持って、プロデューサーとして作品に関わる学生もいます。各自の目的意識がハッキリしているのが特徴のひとつです。
過去には、撮影を通して自治体との繋がりを深め、地域活性化への貢献として、地域のイベントに呼ばれて上映会を行った学生もいました。