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2015.12.07
2Dと3DCGの融合作品を制作中!
立命館大学映像学部にあるのは映像学科1つだけ。
だからこそ、さまざまな興味関心を持った学生が集います。
彼ら、彼女らは日々どんなことを考え、どんなことに取り組んでいるのか。
その一端を、学生さんのインタビューを通してお伝えします。
2Dと3DCGの融合作品を制作中!
【episode07】大林慶子さん(2015年度4回生、北原ゼミ所属、大阪府出身)
昔からスタジオジブリなどのアニメが好きで、自分でもよく絵を描いていました。進路選択の際には美大への進学も考えたのですが、就職に関する実績や支援体制のしっかりした大学がよいとの思いもあり、総合大学のなかでCGを学べる立命館大学映像学部を選びました。
映像学部では、2回生からMaya というソフトを使用してCGアニメーション制作を行う授業が始まります。それまでCG関連の制作経験は全くなかったのですが、授業ではごく基本的なところから学べたので問題ありませんでした。そして3・4回生のゼミも3DCGアニメーション制作を専門とする北原先生のクラスを選択しました。
北原ゼミは美術・芸術的な点についての個別指導が中心ですが、授業以外でも様々な取り組みがなされています。特に、OB・OGとのつながりが強く、ゼミ合宿に先輩が参加されたり、OB・OGの就職先の企業の方をお招きして作品発表を行ったりします。後者は、制作作品をプレゼンして講評を受けるのが主ですが、ポートフォリオを見ていただくこともありました。学生同士だと、プロの作品と自分の作品を比較して拙い部分にばかり目を向けてしまうのですが、企業の方は、クオリティよりも作品から見える伸びしろや企業に貢献してくれるかを見られているようで、学生とは視点が全く違うのだなと思いました。
卒業後はソーシャルアプリの企画開発等を行っている企業への就職が決まっており、現在は4年間の集大成である卒業制作の完成にむけて注力しているところです。卒業制作は、2Dアニメーションと3DCGの融合作品に取り組んでいます。せっかく京都の大学で学んだので、作品の舞台を京都の神社に設定し、女の子と神様の不思議な出会いを描きました。2月に開催される「立命館映像展」(卒業制作展)に出品予定ですので、そちらで多くの方に見ていただきたいと思います。
★2015年度立命館映像展の案内★
大林さんの作品も出展予定の「2015年度立命館映像展」(立命館大学映像学部卒業制作・大学院映像研究科修士制作 合同展示・上映会)は2016年2月開催(詳細は12月中旬に映像学部HPにて告知開始!)をめざして現在準備を進めています。今回もたくさんのご来場お待ちしております!
昨年度レポートはこちら
レポート①
レポート②
レポート③