Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
現在所属している体育会剣道部の部活動だ。私の所属する体育会剣道部では、関西大会優勝、全日本大会優勝を目指し活動している。本部員は43名いるが、その中で選手に選ばれる人数は9名しかいない。各学年に3名ずつスポーツ推薦者がいるため、大抵はスポーツ推薦者が選手として構成されている。しかし、私は選手の人達に少しでも追いつき、全日本大会優勝という目標を達成したいという想いから、日々の稽古から自分自身の課題を持ち、兀々と努力を積み重ねた。目標達成に向け強い執着心を持ち続けた結果、2年生の12月に行われた全日本学生剣道オープン大会にて、チーム内でただ1人、一般入部生で選手になることができた。現在は、選手としてチームに貢献し、目標の2024年10月に行われる全日本大会優勝を達成するため、日々の稽古に励んでいる。私が体育会剣道部で発揮した目標達成への執着心は、貴社の業務でも必ず活かせるものだと考えている。
Teamwork
私は幼少期から剣道を続けており、大学では部員50人ほどの剣道サークルに所属しました。大学3回生から剣道サークルの代表となり、他の幹部と様々なイベントや毎週の稽古を行っていました。その中でも大変だったのは12月に行った学祭での模擬店出店です。昨年度は前代表の学祭準備を手伝っており、その経験を活かすことができたおかげで私は円滑な学祭準備ができました。前代表までは売上と実際の販売数に違いが生じ、必要な備品の数や材料費などの詳細をまとめていなかったため2年連続の赤字でした。そこで私は、売上と販売数が同じになるように整理券を作成し、12月に開催される学祭の2か月前から備品や材料の仕入れの数、食材の試食などを行い、最も利益が得られるような価格設定を行いました。その結果、大幅な黒字にすることができとても有意義な時間となりました。(また、後輩が来年やりやすいように自分達のやったことや改善点、資金面をまとめることで次の学祭でも成功できるようにしました。)
Teamwork
大学1回生のときに、ダンスバトルで優勝するという目標をかかげた。しかし、大学に入学してからバトルに挑戦し始めたため、最初は1回戦で負けてばかりいた。そこで、客観的な分析が大事だと思い、練習方法を工夫した。サークルの仲間や先輩と定期的に試合形式の練習を行い、お互いにアドバイスする場を設けた。アドバイスをもらう際には、疑問点を質問することでより深みあるフィードバックをもらうよう心がけた。これにより、試合感覚に慣れることができたうえ、自分では気づくことができない踊りの長所、短所を知るができた。そのうえ、仲間と協力して練習を行ったことでモチベーション維持にも繋がった。この結果、二年後に滋賀県の大会でベスト4に入ることが出来た。
Teamwork
今年、熱気球のサークルで北海道バルーンフェスティバルに出場するための合宿をしました。 この合宿の目的は、大会で良い結果を残すことはもちろんですが、サークル内、特に新しく入ってきた1回生との親睦を深めるためでもありました。私はサークル内でパイロットに次いで熱気球の知識がある立場で、大会では地上班としてチームをまとめていました。パイロットと地上班の活躍もあり、今大会は優勝することができました。今までチームで行うスポーツを避けてきたのでチーム一丸となって行動し優勝したのは良い経験でした。大会で結果を残す以外にも1回生が楽しめるような合宿を作るのはチームで役割分担をしていたので良い経験になりました。
Teamwork
学内インターンで日本酒メーカーとコラボし、新規企画立案に携わった経験ついて説明する。この活動は長期休暇期間中に対面で会う頻度が少なくなり、当初メンバーの会議出席率ややる気が低下するという課題が生じていた。私は「どのチームよりも一番高い評価をもらいたい、メンバー全員がプロジェクトをやり切ったと思いながら終えたい」という想いから、ゴールから逆算したスケジュール管理能力を武器に、週1回は必ず議論が行えるように会議終了後に簡単に入力できる日程調整アプリを導入し、次週の予定決めがしやすい環境づくりを行った。また、全員の意見が反映されるように発言回数が少ない人に積極的に質問を行うなど意識した。これらのアクションにより毎回90%以上の会議参加率を実現し、一人一人が関与している当事者意識を持たせた。最終的に全チームの中で最も高い評価を得ることが出来た。
Teamwork
大学2回生の春学期の授業にグループ6名で課題内容の発表を行う機会がありました。しかし各々が自分の範囲を取り組み全体で行うべき事を疎かにしていたため、発表は問題なく行われましたが、後日振り返りでは準備の段取りやスケジュール構成に不備があり、その結果発表内容の統一性や構成に改善点がある事が挙げられ、「もっと自分にできる事があった」と反省しました。秋学期の授業で再び同規模での発表の機会があり、反省点を活かし「自分にできる事をやろう」と決意しました。グループ内で各々の準備内容を共有し統一性のある内容に調整し構成を統合、教授との面談日程の段取りや、発表資料の印刷など、自分にできる事を最大限行いました。
Teamwork
正課内の実験科目と課外活動の点で身につけることができたと感じており、実験では班員と協力して、どのような手順・役割分担で実験を進めていけば効率的に実験を進めることができるのかを相談したことで、円滑に実験操作を行うことができた。また、課外活動の点では、前述した全国大会の運営にあたり、運営スタッフ間でミーティングを重ねながら同じ志を持って取り組んだことで、関係者の皆様から運営を評価していただくことができ、大会自体も毎年成功を収めていると言える。
Teamwork
この力は大学1年生から続けているかき氷屋のアルバイトにおいて、バイトリーダーとして店舗の評価改善に尽力した経験から養われた。私がリーダーに就任した際、スタッフの入れ替えが重なっていたために経験や認識の違いが増え、全体のクオリティが低下し、口コミや覆面調査の結果が過去最低となっていた。私はこれを改善するために、それまで開催していなかったミーティングを開催し、スタッフ間の結束を深めつつ、気軽に意見交換ができる場を設けた。同時に私自身がそれぞれのスタッフと気軽に喋ることができる関係性を構築し意見を引き出した。また、本社や店長などの意見とスタッフ側の意見をすり合わせるために、現場の意見を定期的に本社へ提出し、その返答を元に再度スタッフで話し合う習慣を作った。その結果、スタッフ間の連携が強化され、評価を過去の平均以上にまで回復させることができた。
Teamwork
大学1年生から続けているアルバイトでの経験です。そのアルバイト先で私は店長代理というポジションを任されております。具体的な職務内容は、その名の通り店長が不在の時にシフトに入り、店舗の営業を行うことです。この店舗では以前、運営元が変更となり、アルバイトメンバーなどの引継ぎを一任していただきました。その中で最も力を入れたことが、新しく入ってきたアルバイトメンバーの新規育成です。リニューアルオープン時に戸惑うことがないように、ホールのオペレーションマニュアルを作成し、指導することが出来ました。このオペレーションマニュアルの作成時に、一人では作成するには難しかったので、既存のメンバーの手助けもあって完成させることができました。このときに、チームワークが身につくとともに、チームワークの重要さ、素晴らしさを感じることが出来ました。
Teamwork