Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
常に学校生活で課題が出ていると同時に、アルバイトなどでの、取り組まなければならないことが常にあるような状態の中でバランスよく課題を取り組めたの考える。 常に優先順位を付け、それを友達とも共有しながら効率よく課題に取り組むことでより効率よく課題に取り組む力がつけれたと考える。
Multitasking
今年の12月に、秘書検定2級を取得したことがその自身につながる出来事のひとつでした。11/17日に行われるその検定に向けて、テキストを買ったのは約2か月前からでした。私はマルチタスクが苦手なうえに飽き性であり、正直一回で資格取得ができるとは思っていませんでしたし、今回合格できなくてもまた来年受験できれば良いかと思っていました。しかし、テキストで勉強を始めると、試験日までの残りの日数を気にしながら効率的に勉強して一回で合格したいという気持ちがだんだん強くなっていくのを日々感じていました。11月からはかなり課題が増えてきてなかなか十分な時間を資格勉強に割くことができませんでしたが、夏休みの後半ぐらいからコツコツと進めていたおかげで無事合格することができました。それによって、マルチタスクできたと感じる経験です。
Multitasking
一年生の間は簿記の講座を取ったことや外国語の授業が週に9コマもあったことなどからなかなか課題をする時間が限られており、未提出の物もいくつかあった。一年次の反省を活かして、二年次からはカレンダーで長期的に管理するほか、毎朝その日するべきことをリストアップする習慣を身に付けて、未提出物をほとんどないようにした。
Multitasking
大学は中高とは違い、学期末テストの配点が大きいので、一つ一つの授業内容をよく理解していなければいけないが、学期末にテストが4つあったとしても日頃から勉強していたおかげで単位をすべてとれていたことから、複数の課題にバランスよく取り組めていたのだと感じた。
Multitasking
私が身についたコンピテンシーは自発性です。このコンピテンシーが身についたと考えられるのは高校生のときに取り組んでいた部活動です。私は吹奏楽部に所属しており、高校3年生では部長を務めさせていただきました。私が所属していた吹奏楽は技術で競い合うことよりも、演奏会を開催するにあたって足を運んでくださるお客様に良い音楽をどのようにしたら届けることができるのか、を第一に考え、部員が一丸となって取り組むことを目標としていました。その中で、私はそれぞれの部員一人ひとりができることを考え、自発的に行動できるような環境がある部活でありたいと考えました。自分から自発的に起こす行動こそにエネルギーがあると感じていたからです。何よりも自分がそのような自発的行動をしようと心がけ、部活動を行っていたことが今の自分の能力にもなる自発性につながったと感じています。
Initiative
高校時代、部活動に入部した際、未経験のスポーツではあったのですが、周りの先輩の影響でインターハイ出場を目標に決めました。その目標に向かって自分なりに努力することで、実際に達成することができた経験が自分にとっては成長のきっかけになったと感じています。
Initiative
私を含め部員数名が、部活で締め切りまでに作品を作り上げることが難しかった時、今回間に合わなかった原因は何なのかというのをしっかりと順序立てて話し合ったことにより余裕を持った予定を立てることを心がけることができるようになった。
Initiative
秋学期に入り、会計士の資格勉強を再開するとともに授業課題などで忙しくなったことに加え、バイトを始めたり、ジムに通うことを習慣化させたかったり、やりたいこと、やらないといけないことが重なりオーバータスクになっている感じがしていた。そこで、どうすればやりたいことを実現できるか考え、毎日の計画を紙に書き出すようにした。以前なら一度途切れるとやる気がなくなりそのままになっていたが、計画を立てることを手段と捉えることを意識することで数日空白になってもまた再開することができ、目標に対してより継続的、効果的に行動できるようになったと感じる。
Initiative
私は高校時代、「校内ではスマホを使ってはいけない」という校則は、学習でデジタル端末を利用する今の時代にそぐわないばかりか、生徒によっては校則を気にせずスマホを使用し、ルールの意義が損なわれていると感じていました。そこで生徒会長になり、この校則の改正に取り組みました。改正にあたっては生徒指導の先生が断固反対の立場であったため、生徒会役員と議論を重ね、どのように理解を求めるか考えました。最終的には生徒の意見を集め、学習においてスマホが有効であることやメッセージ機能などは学生であっても必須であることを説明したほか、他の先生方に根回しを行うなどして生徒指導の先生にも理解を得ることが出来ました。この経過の中では生徒の意見を集めることでさえも反対の先生がいたほか、そもそも生徒の意見を聞く必要はないとする先生がいたり、ほかにも理不尽に感じることが多々ありました。しかし校則の改正は必要という自分の判断を信じて最後まで成し遂げることが出来ました。これが私の自発性を示すエピソードです。
Initiative