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【大橋陽ゼミ】3回生が明治大学と合同ゼミを実施しました
11月10日(土)に明治大学駿河台キャンパスで、立命館大学経済学部の大橋陽ゼミと、明治大学政治経済学部の下斗米秀之ゼミが合同ゼミを実施しました。
大橋先生と下斗米先生は、アメリカの三大教書の1つである『米国経済白書』を例年翻訳、出版しています。それは時の政権がアメリカ経済の状況と課題、さらにそれに対する政策案を提示しています。ゼミではこの『米国経済白書』や、大橋陽・中本悟『現代アメリカ経済論:新しい独占のひろがり』(日本評論社、2023年)をテキストに学んできました。
一緒のことを学んでいるのでそれをベースに研究発表を一緒にやりましょう、というのがこの合同ゼミの出発点でした。立命館大学経済学部では3回生を中心にしたゼミナール大会がありますので、それに向けた中間報告ともなりました。
大橋ゼミの学生は、「アメリカは再生可能エネルギー予算を増やすべきか?」、「アメリカ製造業の国内回帰は可能か?」、「アメリカの労使関係衰退の原因はどのようなものだったのか?」、「オバマ大統領による医療保険制度改革は成功したのか?」といったテーマを発表し、両大学入り混じったグループワークをしたり、活発な質疑応答をしたり、たいへん盛り上がりました。
合同ゼミ終了後は、近くで懇親会を開き、親睦はもちろん、大学のこと、就活のこと、さまざまな情報交換の場となりました。
合同ゼミを実施するにあたっては、「学びのコミュニティ学外活動奨励奨学金(※)」によって交通費や宿泊費の一部を補助していただきました。実り多い経験を積むことができたことに感謝します。
自分たちの研究の到達状況と課題が明らかになりましたので、近づくゼミナール大会に向けて、ラストスパートをかけていきます。
※学びのコミュニティ学外活動奨励奨学金とは、授業における学習活動について、当該授業を受講している学部学生の活動費用の一部相当額を奨学金として給付することによって奨励し、主体的、かつ、能動的に学ぶ学生の学習集団を育成することを目的としています。詳細は奨学金・助成制度をご覧ください。