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12.23

PEOPLE

2022

【卒業生】中村 彩子さん

221221naitei 4
氏名  中村 彩子(なかむら あやこ)
所属企業
・部署名
卒業年
出身地
  
  丸紅株式会社
  ・フォレストロダクツ本部
  2022年卒業 
   
兵庫県 

●現在の職務内容、その職業・企業を選んだ理由を教えてください。

現在の職務内容は⑴循環型食器「edish」の営業活動、⑵段ボール原紙のトレード業務です。
 ⑴に関して、「edish」とは丸紅が開発した食品の廃材(食べ物の皮や芯など)を原料にした食器のことで、使用後はたい肥や炭として再利用されます。本来なら捨てられるだけだった食品残渣が「edish」になり、「edish」と残飯がたい肥や炭になり、そのたい肥や炭で育った農作物が再び飲食の場に戻る、そのようなアップサイクルを生み出しています。私は「edish」の販売活動やSNSでのPR活動に携わっています。
 (2)に関して、段ボール原紙(段ボールの元となる紙)関連業務では、日本の製紙メーカーの製品を海外に輸出しており、私は海外のお客様との価格交渉や船のデリバリー業務などを行っています。 

総合商社を選んだ理由は、営業と仕組み作りの両方が出来るためです。営業するだけでなく、例えば営業活動中に見えてきた業界全体の課題を解決するための仕組み作りを、商社のネットワークや資金力を活かして1から取り組める点に魅力を感じています。
 また、総合商社の中で丸紅を選んだ理由は、「人」です。就職活動の際に社会人として憧れる丸紅の先輩に出会い、その方と一緒に働きたいと思ったのがきっかけでした。また、就職面接を担当してくださった面接官の方とフィーリングが合う気がしたのも、大きな理由です。 221221naitei 4-1(「edish」のボウルを持つ中村さん)


●ご自身が力を入れた経済学部の学び、そこで得られたものについて教えてください。
また上記を踏まえ、そうした経験や得られたものが、現在の仕事にどのように活かされているか教えてください。

私が力を入れた経済学部の学びは、社会経済学や経営学などです。佐藤ゼミでは、地方創生や製造小売業(SPA)について研究しました。特に論文作成を通じて、文章作成力や経済に関する知識を身につけることができました。
 文章作成力は、メールや文書作成の際に分かりやすい文章を書く助けになっており、経済に関する知識は、新聞を読む時や取引先との商談時に活かされています。

 

●大学時代に戻れるのであれば、経済学部で「これをやっておけばよかった」ということがあれば教えてください。

海外留学

 

●あなたにとって、立命館大学経済学部の最大の魅力は何ですか?
そして経済学部生、経済学部への受験を考えている方へ、一言お願いします。

【立命館大学経済学部のココが素敵】

先生方、学生です。具体的には、勉強熱心な学生もそうでない学生も、どんな学生にもお力添え下さる素敵な先生方や、多様な学生(留学生や勉強熱心な学生など)です。

【経済学部生の方へ】

経済学部で学んだ知識は社会で必ず役立つので頑張って勉強してください。私の場合は、商談時の雑談や導入で経済ニュースについて話す際、経済ニュースを理解していないと商談についていくのが難しいときがあるため、経済学部で学んだ知識は業務に役立っています。

【立命館大学経済学部の受験を考えている方へ】

勉強も課外活動も頑張れる環境が整った素晴らしい学部です。具体的には、指導熱心な先生方がいらっしゃること、充実した教育制度(特に留学関連)です。入学して良かったと思える学部だと思います。

 

<関連リンク>

中村さんがゼミナール大会で優秀賞を受賞された際の文章はこちら
ゼミ:経済学部の強み「少人数教育による密度の高い学び」をもっと見る
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*2022年12月時点での情報です。


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