国や社会を支える公務員を目指そう
公務員は、日本全国民に対して、広く公共の利益のために働く「全体の奉仕者」として、幅広い社会貢献のできる仕事です。社会制度や社会インフラなどの構築・維持をはじめ、私たちが普段当たり前のように暮らしている生活の基盤を支えています。
国の機関で働く場合は「国家公務員」、地方公共団体では「地方公務員」となり、国民や地域住民に幅広いサービスを提供しています。「国家」「地方」や職種によって仕事のフィールド、将来のキャリアプランは変わってきますが、国や地域を支え、私たちの日々の生活に大きな影響を与える、とてもやりがいがある仕事です。
エクステンションセンターでは皆さんが目指す公務員への進路を実現するために、多くの先輩を公務員として送り出してきた長年のノウハウや最新の試験動向を踏まえて、非常に質の高い講座を開講しています。また、講座だけでなく、立命館大学の強みであるOB・OGのネットワークを活用できるなど、公務員を目指す環境が整っています。
ぜひ、エクステンションセンターを活用して、皆さんの目指す進路を実現してください。


公務員試験TOPICS
試験の種類について
国家公務員は総合職・一般職・その他専門職や特別職などの職種別に、地方公務員は自治体ごとに採用試験が実施されます。
国家公務員 | 総合職 | 政策の企画立案や高度な知識・技術または経験を必要とする業務に従事する職員。国内外の多様な舞台で仕事を経験し、国の仕組みの根幹である政策の企画・立案に携わります。 |
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一般職 | 事務処理等の定型的な業務に従事する職員。総合職が定めた政策の実行や、総合職が政策立案するうえでのデータ収集や各種サポート役と働くことが期待されています。霞が関の府省庁だけでなく、地方出先機関で働くことも可能です。 | |
その他(専門職や特別職) | 国税専門官、財務専門官、労働基準監督官、外務省専門職、裁判所職員などを指し、様々な分野でその専門性を発揮しながら第一線で活躍します。 | |
地方公務員 | 国の施策に沿いながらも、地方の実情に即した行政サービスを実施し、より住民に身近な存在として活躍ができます。自治体ごとに特色のある政策を実行したり、自治体間で連携して広域行政を推進したりします。 |
試験の構成について
一般的に公務員試験は、基礎的な能力や一般的な知識を問う「教養試験(基礎能力試験)」、専門的な知識を問う「専門試験」、課題に対して自分の考えを述べる「論文試験」などの筆記試験と、面接や集団討論などで人物的素養を問う「人物試験」で構成されています。エクステンションセンターの公務員講座は、筆記試験対策だけでなく、人物試験対策も行う総合的な講座となっています。
「人物試験」の重要性
従来に比べ、公務員試験では人物試験を重視する傾向が高くなっています。人物試験では、人物的素養とともに、「なぜ民間企業でなく、公務員なのか」「なぜ国家(地方)公務員でなく、地方(国家)公務員なのか」「この官庁・自治体で何を課題と感じていて、その解決に自分はどう貢献できるか」などが問われます。そのための準備として、学生時代の取り組みなどを振り返る「自己分析」と官庁・自治体の現状や課題を知る「官庁・自治体研究」が重要になってきます。