全附属校が英語・国際教育において全国トップ水準へ到達し、「立命館トップ・グローバル・スクールズ」を形成することをめざします。海外留学など各種プログラムの充実を進めるとともに、立命館ギャップイヤー制度の実現をめざし、その成果を立命館グローバル・イニシアティブとの接続教育を通じて全学に還元します。
成果目標
- 高3卒業時TOEFL ITP®テスト平均480点、500点超の生徒30%、300人
- 中3終了時英検準2級取得率100%
- 小6終了時英検3級(GTEC380点)取得率100%
- 海外大学進学者レベル合計100人
- APU学内進学50人
- 立命館ギャップイヤー制度参加150人

自立的に学び成長する児童・生徒像として附属校版「学びの立命館モデル」を定め、その実現をめざします。全人教育や、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の成果に基づく科学教育を重視し、全国・世界レベルで活躍する児童・生徒の育成に努めます。
- 「学びの立命館モデル」の3要素
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学びの志 ambition
知的好奇心、「世のため人のため」に学ぶ意味があることの自覚
知識を活用する力 literacy
基礎学力=独学・多読を通じた知識・語彙力
探究学力=論理的・批判的・創造的な思考力、効果的な表現力・コミュニケーション力行動特性 competency
統率力、協働力、自己制御力、やり抜く力
成果目標
- 授業外学習時間2時間以上100%
- 論述・発表・討論に関わる各種コンクールでの入賞者輩出
- 年間読書冊数目標の達成
- 各校重点強化クラブ(運動部)の全国大会進出・上位入賞

小学校から大学院までの「チーム立命館」としての連携を強め、国内トップレベルとなるような大学教育プログラムを共同で開発。特に、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)・スーパーグローバルハイスクール(SGH)・スーパーグローバルユニバーシティ(SGU)のトップを走る総合学園としての優位性を活かした高大接続プログラムの充実を図るとともに、大学院学内進学への貢献を意識した接続プログラムを展開します。
成果目標
- 大学入学後の学力指標平均GPA3.0以上
- 学内表彰を受ける附属校出身者率20%
- 大学院学内進学者に占める附属校出身者率15%
各附属校が地域との連携を深めつつ、企業・関係諸機関との教育ネットワークを形成・拡大します。また一貫教育部と広報課が連携し、立命館の附属校・大学に共通する教育的価値・優位性を「立命館ブランド」として描きだす広報活動を実施。さらに、各校で10年後までを見すえた入試戦略を策定し、実行に移します。
成果目標
- 各校の入試志願者の増加
- 各校の入学定員の充足、質向上
- 保護者・児童・生徒アンケートの満足度上昇

「目指すべき附属校教員像」に基づき、全教員の教育力量向上と教員としての成長を実現します。そのために、教育研究・研修センターと教職大学院との連携による教員研修システムを確立します。また、附属校版「学びの立命館モデル」を保証する教育環境(特にICT環境)の整備を進めます。
目指すべき附属校教員像
- 自己の成長を通じて日本の教育発展に貢献する情熱と志を有する教員
- 他者尊重、暴力否定、自主性伸長等の観点から、児童・生徒の人格的成長を促進する教員
- 高度な教科専門性と授業力を有し、児童・生徒を自立した学習者に育成する教員
- 新しい時代に求められる教育観・指導スキルを磨き続ける教員
- 異なる意見への寛容性と他者への謙虚な姿勢、深い思考に基づく独創性を併せ持ち、集団として教育実践に取り組む教員
成果目標
- 各種表彰教員、民間教育研究会で発表する教員の増加
- 各教員の教育スキル・授業力の向上(アクティブ・ラーニング型授業に取り組む教員増)、授業評価アンケートの数値向上、教員の英語運用能力向上(外国語科教員を除きTOEIC®テスト600点以上)
- 新しい教員組織の完成、教員年齢・男女バランスの適正化(女性比率30%以上)
- ICT教育環境の実現、各校の施設設備の充実・拡充

提携校4法人5校の立命館コースに対する教育支援を展開し、立命館大学・APU進学者の質的向上を促進。また今後の提携校政策について、入学政策担当部門のあり方を含めて検討します。
成果目標
- 到達度検証試験の成績向上
- 大学入学時の成績向上
- 大学4年間におけるGPA向上