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鈴木 碧天
卒業校:加藤学園暁秀高等学校
2025/03/27
すべての授業が英語で行われる点が、GLAを選んだ理由の一つです。私は6年間を海外で過ごし、日本の高校ではバイリンガルコースに所属していたため、日本語より英語で学ぶ環境に慣れていました。
また、GLAを選んだもうひとつの理由は、一般的な大学の授業と違い、授業が少人数で行われる点です。私が履修した科目では、多くても20人程度、少ないときは7人程度のクラス構成でした。少人数制は、ディスカッションで発言する機会が増え、100人以上が参加する一般的な大規模授業と比べて、1人ひとりの学生の理解度を、先生がしっかりと把握することができると思います。
タイムテーブル
2024年(4月入学/1回生)の春セメスターでは、主に国際関係や政治に関する授業を履修しました。具体的には、発展途上国と先進国の関係性から見た国の発展における問題や、武力行使の問題について、いつ、どのように、なぜ、どの程度の武力行使が許されるのか、そして国連安全保障理事会の根本的な問題について学びました。私は特に、国際関係や政治的な議論に関するテーマやemancipatoryな内容に興味があります。その他にも、研究資料の探し方や評価方法、学術的な論文の書き方についても学びました。
タイムテーブル
2024年の秋セメスターでも、国際関係や政治に関連する科目を履修し、国際関係学入門、政治学入門、そして経済がどのように国の発展に影響するのかを学ぶ授業を選びました。開発の問題にも興味があるからです。その他にも、ずっと興味を持っていた心理学の授業を受講し、素晴らしい経験になりました。様々な分野から授業を選べることが、この学部のメリットの一つだと思います。
カリキュラム
Introduction to Politics
私がGLAの1年目で受けた中で最も良かった授業の一つです。様々な政治思想や理論について学びました。受講生は7人で、少人数のクラスサイズと、「どのように考えるか」に重点を置いたアプローチで、授業の多くは学生が主体となってディスカッションを行う形式でした。そのため、授業を楽しみながら学ぶことができました。議論が白熱して、予定していた授業スライドが終わらないことも度々ありました。
Introduction to Philosophy: Values and Society
Christopher Johnson先生が担当し、認知的不協和を引き起こすケースや、「本当の意味での正しいとは何か」を問うような事例をたくさん探求し、とても興味深く楽しい授業でした。
この科目は大きく3つのパートに分かれていました。まず、種差別について学び、賛否両論を検討しながら、私たちの満足は動物の苦しみを正当化できるのかを考えました。次に、義務論と功利主義について学び、それぞれの利点と欠点、現実社会でどのように適用されるべきかを議論しました。
最後に、授業で学んだ理論を用いながら、死刑制度の是非について議論を行いました。扱ったテーマは、どれも深い洞察がいる挑戦的なものでしたが、考えることがとても楽しかったです。
キャンパスライフ
自分の趣味やアルバイトに時間を使いたいので、部活やサークルには参加していません。大学の食堂でアルバイトをしていて、キャンパス内の寮に住んでいるので、職場がとても近く、働きやすい環境です。
趣味は、Netflixを見ることやビデオゲームです。内向的な性格ですが、1~2週間に一度は大阪の梅田周辺に出かけて、街の散策を楽しんでいます。
寮生活
OICグローバルハウスは、他の学生と交流したい人にも、部屋で静かに勉強や趣味の時間を過ごしたい人にも、とても良い環境だと思います。ビリヤードがある部屋で友人と一緒にゲームを楽しむこともできるし、誰でも自由に参加できるパーティーも時々あります。友人と勉強したり話したりできるスペースも、寮に複数あります。私は映画鑑賞やゲームが好きなので、ほとんどの時間を自分の部屋で過ごしています。