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2015/07/22本研究科博士課程後期課程3回生の長谷川裕太さんの研究が「International Journal of Sports Medicine」に原著論文として掲載されました。


本研究科博士課程後期課程3回生の長谷川裕太さんが同学部准教授の後藤一成先生、東京医科大学主任教授の浜岡隆文先生と共同で取り組まれた研究が、「International Journal of Sports Medicine」に原著論文として掲載されました。

この研究論文は、12セッションの自転車スプリントトレーニングを12日間連続で行なった後に6日間の休息を設ける方法と2日トレーニングを実施するごとに1日の休息を設ける方法での効果を比較しました。その結果、12日間連続でトレーニングをしたグループでのみ6日間の休息後に大幅なパフォーマンスの増加が確認されました。このことは、詰め込んでトレーニングを実施したことによる筋中のエネルギー基質の濃度が増加したことや長期間の休息により蓄積した疲労から完全に回復したことが関係していること示唆しています。

 

Yuta Hasegawa, Toshiaki Ijichi, Yuko Kurosawa, Takafumi Hamaoka and Kazushige Goto. (2015). Planned Overreaching and Subsequent Short-Term Detraining Enhance Cycle Sprint Performance. International Journal of Sports Medicine 2015; 36: 666–671