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2025.03.10
大学院博士課程前期課程の田原鷹優さん、渡部晴さん、影山敦紀さんのチームが第4回野球データ分析競技会で最優秀賞を受賞しました!
2025年2月22~23日、JAPAN Sport Olympic Squareにて第4回野球データ分析競技会が開催されました。
開催初日の22日には、分析課題「野球の競技力向上」が発表され、翌日には各チームが分析結果をプレゼンテーションする競技会でした。予選を勝ち抜いた6チームが出場し、それぞれ独自の視点で発表を行いました。
今大会において、「タイミングをずらす変化球、評価できていますか?」というテーマで発表した田原鷹優さん、渡部晴さん、影山敦紀さんのチームが最優秀賞を受賞しました!
彼らは、投手が投じたボールの変化量に時間の要素を加えて、球速差を評価する分析を実施し、高く評価されました。
また、今年度の「野球学会」における最優秀賞受賞に続き、本大会でも優れた成果を示しました。これにより、立命館大学スポーツ健康科学研究科の取り組みが、野球に関する幅広い分野で評価される結果となりました。
2025.03.06
タイのチュラロンコン大学のスポーツ科学部と研究交流
2025年3月5日に、タイのチュラロンコン大学 (Chulalongkorn University) のスポーツ科学部 (Faculty of Sports Science) が、本学部を訪問しました。当日は、スポーツ科学部の Chaipat Lawsirirat 学部長と本学の橋本健志教授の挨拶に始まり、インテグレーションコアの施設見学、お互いの学部生、大学院生、教員が研究発表を行い、活発な研究交流が行われました。
2025.03.05
本研究科博士課程前期課程2回生伊藤嶺汰さんの研究が「American Journal of Physiology-Regulatory, Integrative and Comparative Physiology」に原著論文として掲載されることが決定しました。
スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生 伊藤嶺汰さんがスポーツ健康科学部 教授 家光素行先生、篠原靖司先生、橋本健志先生、伊坂忠夫先生、助教・藤江隼平先生らと共に取り組まれた研究成果が「American Journal of Physiology-Regulatory, Integrative and Comparative Physiology」に原著論文として掲載されました。
従来のスポーツ健康科学において、アスリートのコンディショニング低下の要因である上気道感染症(かぜ、インフルエンザなど)には、運動後の一時的な口腔内の免疫抑制が関与しており、唾液中に含まれる抗体IgA(immunoglobulin A)の検討が中心でした。一方で、口腔内の免疫機能には、IgAだけでなく、抗菌ペプチド(Lysozyme、Lactoferrin、HBD-2、LL-37など)もあり、抗菌作用を発揮することで病原体の侵入を防ぐことが明らかにされています。しかしながら、どの程度の運動強度や運動時間によって、口腔内の抗菌ペプチドが変化するかは明らかにされていません。本研究では、異なる運動強度・運動時間の一過性運動が唾液中抗菌ペプチド分泌応答に及ぼす影響を検討しました。
その結果、異なる運動強度や運動時間の一過性運動において、唾液中抗菌ペプチドの中には、運動強度・運動時間に依存・非依存的に増加するものや運動後に変化しないことを明らかになりました。したがって、本研究は、アスリートや健康を目的に運動を行う個人の適切なコンディショニングを維持するためには、唾液中抗菌ペプチドを評価する必要があることが明らかになりました。
2025.02.18
2025年度 研修生・研究生出願受付について
2025年度の研修生・研究生出願受付について、下記の通り、実施いたします。
出願希望の方は、要領をよく確認の上、オンラインで申請を行ってください。
<要項>
<オンライン申請>
▶在学生の方は、下記URLより申請ください。
▶在学生以外の方は、下記URLより申請ください。
<申請期間>
2025/3/6(木)9:00 ~ 2025/3/12(水)17:00
以上
2025.02.05
1月31日(金)第2回 「サロン・ド・アプレミディ」において、University of Auckland准教授 James P.Fisher先生にご講演をいただきました。
2025年1月31日(金)、立命館大学びわこ・くさつキャンパス・インテグレーションコア1Fアカデミックラウンジにおいて、University of Auckland (ニュージーランド)の准教授であるJames P. Fisher先生をお迎えし、「How can I incorporate interdisciplinary into my research?」と題した講演会を開催いたしました。本公演は、James先生のこれまでの多様な経歴や研究内容をお話ししていただくことで、今後の進路選択・研究課題の設定等に役立つ視野の拡大を目指し、開催いたしました。
ご講演では、これまでUniversity of Birmingham(イギリス)で学位取得後、American Heart Association(アメリカ)・University of Columbia-Missouri(アメリカ)・British Heart Foundation(イギリス)等、多様な大学・研究機関に所属し、研究を行なわれてきた経歴が語られました。その中で、James先生は「人とのつながり」の重要性を大変強調されていました。これにより、指導教員・学生との繋がりなどの同大学内での「縦のつながり」を大切にすることはさることながら、学会参加等によって「横のつながり」を作っていくことが広い視野・進路選択の獲得に繋がることが示唆されました。
また、研究内容に関しては、運動中に身体内で生じる様々な生理応答を身体部位・役割別に詳細に説明していただき、特に頸動脈に位置する化学受容器の役割に焦点を当てた呼吸器・循環器研究の最先端研究が語られました。これまでスポーツ健康科学部・研究科での学びとして大枠を理解していた運動中の生理応答に関してより詳細な理解が促進されました。紹介いただいた研究は大半が応用研究であったものの、非常に丁寧に説明がなされていたため、聴講者にとっても理解しやすいものとなりました。
本公演は、聴講者にとって、「視野・進路拡大のため、今後どのように行動していくか」を具体的に考える大変良い機会となりました。聴講者は、本公演の開催によって、より積極的に研究・学会等に挑戦する姿勢を得ることができました。これはスポーツ健康科学部・スポーツ健康科学研究科が目指す「境界を超えた挑戦に挑み続けていく新進気鋭な学位取得者・研究者の創出」に寄与するものであると考えられます。英語でのご講演であったにも関わらず、質疑応答では様々な視点から質問が寄せられ、活発な議論が行われました。
James先生、遠方からにも関わらず、大変貴重なご講演をありがとうございました。
2025.01.31
本研究科博士課程後期課程2回生村上嘉野さんの研究が「Brain and Behavior」に原著論文として掲載されることが決定しました。
スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程2回生で、本学RARA学生フェローの 村上嘉野さんが、スポーツ健康科学部教授 橋本健志先生、山浦一保先生、早稲田大学スポーツ科学部講師 塚本敏人先生、スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程卒業生 後藤大輔さんと共同で取り組まれた研究論文「Heart Rate Variability: A Psychophysiological Factor Related to Both Regular Physical Activity and Eudaimonic Well-Being Among Young Adults」が、「Brain and Behavior」に原著論文として掲載されることが決定しました。
習慣的な身体活動は、ポジティブな心理的機能を反映する心理的well-being (Psychological well-being: PWB) の向上に寄与することが、疾患の有無を問わず若年層〜高齢者と幅広い属性を対象に報告されてきました。しかしながら、「身体活動がどのようにPWBを向上させるのか」を説明する生理学的な機序については明らかとなっておらず、PWB向上に最適な運動処方の確立には至っていない現状です。本研究では、若年健常男女を対象に、PWBに付随する“ポジティブな心理的側面”に関連し得る生理的因子 (心理生理的因子)として血中の神経伝達物質/ペプチド (セロトニン、オキシトシン、ドーパミン)、副交感神経機能を反映する心拍変動 (Heart rate variability: HRV)に着目し、心理生理的因子、身体活動、PWBの関係について横断的に検討しました。
研究の結果、年齢、性別、属性を考慮した解析において、HRVが中程度身体活動量、PWB の双方と正の関係性を示しました。今回の結果から、身体活動に伴う「副交感神経機能の向上」という生理的変化が、PWBの向上に寄与する可能性が示唆されました。
2025.01.24
大学院博士課程前期課程2回生の田原鷹優さんが日本野球学会第2回大会で最優秀賞を受賞しました!!
2024年12月21~22日、東北福祉大学仙台駅東口キャンパスにて日本野球学会第2回大会が開催されました。
今大会において、「UCM解析による打撃動作の関節間協調の解明」という演題で発表した長野明紀研究室 博士課程前期課程2回生の田原鷹優さんが最優秀賞を受賞しました!
先に開催された第3回プレミア12でデータ担当を務めたことに加え、今大会の受賞で、次のステップに泊がつきましたね。おめでとうございます!
2025.01.24
【開催案内】2024年度スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程 修士論文公聴会
2025.01.15
エグゼクティブレクチャーⅡで㈱明治の大前様に2週連続の講義をしていただきました。
エグゼクティブレクチャーⅡは、スポーツ健康科学研究科の1回生を対象としている科目です。スポーツ健康科学の第一線で活躍されているスペシャリストをお招きし、講義とディスカッションを通して社会で活躍するための知識、経験、思考を学びます。
12月12日と12月19日には、㈱明治から大前 恵様にお越しいただき、講義をしていただきました。
1週目は、明治でのアスリートサポートの取り組みや実際の選手の事例紹介などをしていただきました。明治の栄養サポートの特徴として「選手自身の栄養改革」を大切にされており、それを実現するための考え方と取り組みについて詳細に教えていただきました。
多種多様な選手の状態・ニーズに合わせて情報を提供するためには、過去のデータや引き出しを多く持っておくことが重要であると学びました。
2週目は、1週目に出していただいた課題アイデアの発表を行い、それに対する講評をいただきました。
課題では、「すべてのアスリートにかかりつけ栄養士を」というテーマをもとに、グループに分かれてアイデアをプレゼンしました。
いただいたコメントの中で、よいサービスを提供する視点と、それを知ってもらうための手段や、サービス内で栄養士をどう選んでもらうかといった「サービスへの集客」に関する視点が重要であることを教えていただきました。
2週間の授業を通して、定期的に連絡を入れるなど選手とコミュニケーションをとって信頼関係を築くことが欠かせないことを学びました。そのためには、選手の行動変容段階や特性に合わせて声掛けの方法を変えるなど、単なる栄養の知識だけでは実践しえない多様なコミュニケーションが重要であることを学び、大変勉強になりました。
明治の大前恵様、お忙しいなか素晴らしい講義をいただきありがとうございました。
心よりお礼を申し上げます。
2025.01.10
種子田 穣教授 定年退職記念講演会ご案内
立命館大学スポーツ健康科学部では、今年度末をもってご退職される種子田穣教授の退職記念講演会を下記の通り、開催いたします。種子田教授には立命館大学、そしてスポーツ健康科学部・研究科の発展に多大なるご貢献を頂きました。
皆さまお誘いの合わせの上、ご参加ください。
日 時:2025年2月11日(火・祝)13:00~14:30
テーマ:「日本のスポーツビジネスの発展を願って―自らの歩みを振り返りながら―」
場 所:立命館大学BKC(びわこ・くさつキャンパス)
ラルカディアR101
事前申込:不要
ご案内PDFはこちら
2024.12.25
エグゼクティブレクチャーIの講義(第4週目)をしていただきました。
12月19日は、小野知二氏(ライオン株式会社)の講義の最終週でした。社員として、遺伝子検査などの検査サービスを活用してどのようなサービスが考えられるかをグループディスカッションする内容です。特に、実現性、優位性、社会価値、経済価値、ペルソナなどを意識してアイデアメーキングすることが求められました。
受講生はグループディスカッションに慣れてきて、自ら用意されていたポスター用紙とマジックペンを手に取り、早速ディスカッションを開始しました。今回は、上位3チームに小野様からライオンの製品がプレゼントされるということで、さらに気合いが入っています。
そしてプレゼンテーションです。どのグループもよくライオンの強みや展開している事業などを調べてきており、そうした点に基づいたサービスを検討していました。今回も、有意義な議論ができたことが伺えました。
最後に、受講生たちが良かったと思う発表を2つ選択し、上位3チームが選出されました。なお、表彰は講義最終日に実施します。
4週にわたっての講義により、到達目標に掲げている、新たな価値観の創出、実社会におけるスポーツ健康科学の役割の認識、そして学修・研究成果の社会還元・社会実装の視座が養われたものと思われます。小野様、誠にありがとうございました!
2024.12.18
【公聴会】スポーツ健康科学研究科博士学位授与申請論文(2024年度3月授与予定)に関わって
各位
標記、スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程における2024年度3月授与予定の博士学位授与申請論文(甲号)について、【公聴会】を開催いたします。
参加希望者の方は、添付の「公示」より詳細情報を確認ください。
<公示>
以上
2024.12.25
立命館大学スポーツ健康科学研究科修了生の道羅絢斗さん(現在東洋大学理工学研究科 博士後期課程3回生・立命館大学総合科学技術研究機構 客員協力研究員)が、立命館大学スポーツ健康科学部 教授・橋本健志先生らと共に取り組まれた共同研究が「Physiological Reports」に原著論文として掲載されました。
立命館大学スポーツ健康科学研究科修了生の道羅絢斗さん(現在東洋大学理工学研究科 博士後期課程3回生・立命館大学総合科学技術研究機構 客員協力研究員)が、東洋大学生命科学部 教授・小河繁彦先生、立命館大学スポーツ健康科学部 教授・家光素行先生、橋本健志先生、同学部助教・藤江隼平先生らと共に取り組まれた研究成果が「Physiological Reports」に原著論文として掲載されました。

骨格筋量および筋力の低下は、認知機能低下の要因の一つであることが明らかにされています。一方で、レジスタンス運動は、骨格筋量の増加や筋力の増強だけでなく、認知機能の向上をもたらすことが示されています。さらに、我々の研究グループは、高強度のレジスタンス運動が認知機能向上に効果的である可能性を明らかにしています。しかし、高強度レジスタンス運動は、運動に伴う疲労感が増大するため、継続的な実施が困難であるという課題があります。そのため、運動に伴う疲労感を軽減しつつ、レジスタンス運動による認知機能の向上効果を維持または増強できるレジスタンス運動の確立が求められます。
骨格筋の収縮様式の中でも、エキセントリック収縮(筋肉が伸張しながら力を発揮する)は、コンセントリック収縮(筋肉が短縮しながら力を発揮する)と比較して、同じ絶対負荷であれば運動に伴う疲労感が低いことが明らかにされています。加えて、エキセントリック収縮はコンセントリック収縮に比べて、運動による認知機能向上に関与する脳の神経活動をより活性化する可能性が示唆されています。そこで本研究では、レジスタンス運動の収縮様式をエキセントリック収縮中心とすることで、運動に伴う疲労感を軽減しつつも、運動による認知機能の向上効果を増強できるとの仮説を立て、その検証を行いました。
その結果、エキセントリック収縮を中心とする収縮様式に変更することで、レジスタンス運動による認知機能の向上効果が有意に高まり、運動に伴う疲労感が軽減されることが確認されました。つまり、本研究は、エキセントリック収縮を中心としたレジスタンス運動が、認知機能を効率的に向上させるだけでなく、運動に伴う疲労感を抑えることで、継続的な実施が容易な運動形態となる可能性を示唆しています。
2024.12.25
本研究科博士課程後期課程1回生松村哲平さんの研究が「Journal of Sports Science & Medicine」に原著論文として掲載されることが決定しました。
スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程1回生で、本学RARA学生フェローの 松村哲平さんが、スポーツ健康科学部教授 橋本健志先生、立命館大学総合科学技術研究機構助教 小島千尋先生、スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程卒業生 福澤和志さん、スポーツ健康科学部卒業生 酒井佑弥さんと共同で取り組まれた研究論文「Caffeine exerts neither ergogenic nor hypoalgesic effects on sprint interval exercise with intensive exercise-induced muscle pain」が、「Journal of Sports Science & Medicine」に原著論文として掲載されることが決定しました。
運動を行うとしばしば、運動の数日後などに現れるいわゆる筋肉痛とは異なり、運動直後~十数分後までで痛み(Exercise-induced pain: EIP)が生じます。特に、強度の高い運動(例えば、短い休憩を挟みながらスプリント運動を繰り返すスプリントインターバル運動)では、強いEIPが発生することが考えられます。運動中のEIPに関して、コーヒーなどに含まれるカフェインを運動前に摂取することで、持久系のペダリング運動などで生じるEIPが低減することが示唆されています。しかし、より高いEIPが生じる可能性のあるスプリントインターバル運動中のEIPに対するカフェインの効果はこれまでほとんど着目されていませんでした。加えて、カフェインの摂取によってスプリントパフォーマンスが高まった結果、EIPの低減効果が打ち消される可能性も考えられます。本研究では、強いEIPが生じるスプリントインターバル運動に着目し、カフェインが「運動パフォーマンスを上げつつEIPを下げる」などといったことが起こりうるのかどうかを検証しました。
実験の結果、30秒の全力ペダリング運動を3回繰り返すスプリントインターバル運動における運動パフォーマンス(発揮パワー)はカフェイン摂取によって変化しませんでした。また、大腿部に生じるEIPもカフェイン摂取によって低減されることはありませんでした。そのため、「運動パフォーマンスを上げつつEIPを下げる」ような一石二鳥の効果は支持されず、強いEIPが生じるようなスプリントインターバル運動において、カフェインの摂取が運動パフォーマンスの増加やEIPの低減に有効ではない可能性を示唆する知見となります。
2024.12.20
エグゼクティブレクチャーⅡで大塚製薬様に2週連続の講義をしていただきました。
エグゼクティブレクチャーⅡは、スポーツ健康科学研究科の1回生を対象としている科目です。スポーツ健康科学の第一線で活躍されているスペシャリストをお招きし、講義とディスカッションを通して社会で活躍するための知識、経験、思考を学びます。
11月28日と12月5日には、大塚製薬から伊藤謙吾様、前野猛様、東野真伊子様にお越しいただき、講義をしていただきました。大塚製薬と立命館大学は、スポーツ振興および健康維持・増進に関する連携協定を結んでいます。
1週目は、講師の方々から大塚製薬グループの概要や企業の取り組みについて講義をいただきました。また、課題に関連して過去の国体や国スポ・障スポでのサポート事例をご紹介いただきました。
大塚製薬では、世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を想像することを企業理念として掲げ、製薬会社ならではの視点から商品開発に取り組んでおられることを教えていただきました。
人々の潜在的なニーズを創出するため、固定概念にとらわれずに挑戦的な姿勢でいることの大切さを学びました。
2週目は、1週目に出していただいた課題のグループ発表を行い、それに対する講評をいただきました。
課題では、2025滋賀県の国スポ・障スポでの補食ブース実現に向けたアイデアをプレゼンしました。今ある商品をどのように活用するか、商品を置くだけではなく補食を取ることの価値と重要性を知ってもらうためにはどのような工夫が必要か、実際に置くための費用をどのように補うか、それぞれ頭を悩ませました。
2週間の授業を通して、人々の潜在的なニーズを創出し、新しい価値を提供することの重要性と難しさについて教えていただき、大変勉強になりました。
大塚製薬の伊藤謙吾様、前野猛様、東野真伊子様、お忙しいなか素晴らしい講義をいただきありがとうございました。
心よりお礼を申し上げます。
2024.12.19
2024/12/23(月)~博士課程前期課程および博士課程後期課程入学試験(2月入試)の出願を開始します
博士課程前期課程(一般・社会人・留学生)および博士課程後期課程(一般・社会人)
(2025年2月実施)入学試験の出願開始についてお知らせいたします。
試験日 :2025年2月2日(日)
出願開始:2024年12月23日(月)~2025年1月16日(木)
※出願は「Ritsu-Mate」を登録の上、出願書類の提出(郵送のみ)が必要です。
※出願書類の提出は、郵送に限ります。
日本国内からの郵送に限り、出願期間最終日の消印有効です。
日本国外からの郵送の場合は、出願期間最終日必着で出願書類の郵送手配を行ってください。
日本国内および日本国外からの郵送について、やむを得ない事情(自然災害、紛争、テロ等)により、
出願期間における郵送が困難である際、必ず事前にスポーツ健康科学部事務室まで相談ください。
詳細 :立命館大学大学院入試情報サイト(入試要項および過去問題等が確認できます)
お問合せ:立命館大学スポーツ健康科学部事務室(研究科担当)spoken3@st.ritsumei.ac.jp
2024.12.18
スポーツ健康科学部講師の福谷充輝先生が、2024年度の日本バイオメカニクス学会大会にて学会賞を受賞しました。
本学部の福谷充輝講師が、本学部の伊坂忠夫教授、総合科学技術研究機構の橋詰賢准教授と実施した下記の研究が、日本バイオメカニクス学会の学会賞に選ばれました。
Measurements of tendon length changes during stretch-shortening cycles in rat soleus.
Fukutani A, Hashizume S, Isaka T.
Sci Rep. 13(1):5381. doi: 10.1038/s41598-023-32370-5. 2023.
受賞、おめでとうございます!
2024.12.16
スポーツ健康科学エグゼクティブレクチャー I(V) 株式会社ルネサンス 執行役員 樋口毅先生にご講義をいただきました。
「若いからこそ健康・医療・福祉を考えよう!」をタイトルに、11/14(木)~12/12(木)(一部オンライン・オンデマンド講義)の期間、6回のご講義をいただきました。
【講師紹介】
講義は健康経営(人という資源を資本化し、企業が成長することで、社会の発展に寄与すること)という観点から、受講者と企業とのインターラクションを通じて、これからの“健康”という観点からの会社運営を議論して学ぶというものでした。
また、まさに講義実施期間中に実際に就職活動を行っている聴講生の就職先の選択にあたり“健康経営銘柄”を含むキーワードを自ら選択することを可能とする方策についても議論しました。
樋口先生、ありがとうございました!
樋口 毅(Tsuyoshi higuchi)
株式会社ルネサンス 執行役員 健康価値共創部 部長
<関係団体活動>
・健康長寿産業連合会 事務局長/健康経営WG座長
・健康経営会議実行委員会 事務局長
・NPO法人健康経営研究会 理事
・Kenko企業会 理事長企業 事務局長
<政府委員会・その他>
・健康・医療新産業協議会 健康投資ワーキング 委員※
・厚生労働省スマート・ライフ・プロジェクト 委員
・スポーツ庁 スポーツ・エールカンパニー 選考委員
※健康長寿産業団体連合会 事務局長として参画
2024.12.05
エグゼクティブレクチャーⅡで日清食品矢島先生に2週連続の講義をしていただきました。
エグゼクティブレクチャーⅡは、スポーツ健康科学研究科の1回生を対象としている科目です。スポーツ健康科学の第一線で活躍されているスペシャリストをお招きし、講義とディスカッションを通して社会で活躍するための知識、経験、思考を学びます。
11月14日と21日には、日清食品の取締役である矢島純先生にお越しいただきました。矢島先生は立命館大学西園寺塾の修了生でもあります。
1週目は、矢島様から日清食品グループの概要や企業の取り組みについて講義をいただきました。2週目は、1週目に出していただいた課題に対するグループ発表を行い、それに対する矢島様からの講評をいただきました。
日清食品では、チキンラーメンの「体力をつくる最高の栄養と美味を誇る完全食」から一貫して、栄養価の高さとおいしさを追求されていることを教えていただきました。食品企業として人々の健康を支えるための責任と実現に向けた企業努力を学びました。
また、選んでもらえる商品づくりのためには、人の心に残るような魅力的なキャッチコピーの作成をはじめ、CMでの広告宣伝、製品への表示方法に至るまで、多岐にわたる戦略が重要であることを学ぶことができました。
2週間の授業を通して、改めて人々の健康を支える食の可能性と、それらを周知して知ってもらうための数々の企業努力について知ることができ、大変勉強になりました。
矢島先生、お忙しいなか素晴らしい講義をいただきありがとうございました。
心からお礼を申し上げます。