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2015/11/06 本研究科特任助教・大塚光雄先生の研究が「Biomedical Human Kinetics」に原著論文として掲載されました.


特任助教・大塚光雄先生が,本校スポーツ健康科学部研究科教授・大友智先生,教授・伊坂忠夫先生,助教・栗原俊之先生,東大阪市立池島中学校の阿久津千尋先生との共同研究の上, その研究内容がBiomedical Human Kineticsに原著論文として掲載されました.この学校体育における中学生を対象とした研究では,スポーツバイオメカニクスの知見に基づき,高いハードルを跳び越えることを学習内容として定めた教材「ハイジャンハードル走」の有効性が検討されました.その結果,一般的に用いられている教材と比較して,ハイジャンハードル走を用いた実験的な単元では,走・跳を繰り返す基本的運動能力が身につくだけでなく,ハードル走の記録も有意に向上することが明らかとなりました.

 

Otsuka M., Otomo S., Isaka T., Kurihara T., Isaka T. (2015) Teaching material based on biomechanical evidence: ‘high-jump hurdles’ for improving fundamental motor skills. Biomedical Human Kinetics, 7: 147-155.