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本研究科博士課程後期課程1回生の 長谷川 夏輝さんが本研究科教授、家光素行先生と共同で取り組んだ研究が、「American Journal of Hypertension」に原著論文として掲載されました。


この研究論文では、骨格筋細胞内に蓄積する脂肪であるIMCLおよび骨格筋細胞外に蓄積する脂肪であるEMCLと動脈硬化度との間に関連性が認められ、その関連性は年齢や性別によって異なり、特に中高齢の女性においてIMCL含有量の低下やEMCL含有量の増加が動脈硬化リスクの増大に関与していることを明らかにしました。

Hasegawa N, Kurihara T, Sato K, Homma T, Fujie S, Fujita S, Sanada K, Hamaoka T, Iemitsu M. Intramyocellular and Extramyocellular Lipids Are Associated With Arterial Stiffness. Am J Hypertens 28(12):1473-1479, 2015.