立命館大学大学院 スポーツ健康科学研究所 特設サイト

Professors 教員紹介

スポーツ競技力向上や
健康増進に資する
トレーニング・
リカバリー(栄養)・
リカバリー(疲労回復)法の開発

GOTO Kazushige

研究分野

トレーニング科学

研究のキーワード
研究分野
研究テーマ

私は、健康増進およびスポーツの競技力向上に資する、トレーニングや栄養法、疲労回復法などの開発に関する研究をしています。たとえば、陸上の長距離選手が持久力を伸ばすために行う低酸素トレーニングは、一般の人の健康増進にも有効であることが分かっています。私の研究では、この低酸素環境下でのトレーニングが、糖尿病や心筋梗塞のリスクにつながる食後血糖値を下げることができると判明しました。その他、暑熱、寒冷、血流制限、栄養・サプリメント摂取、消化・吸収、月経周期、睡眠、糖代謝、脂質代謝などをキーワードに、年間を通して多くの研究にチャレンジしています。

研究テーマ
研究の面白さや魅力

研究には、スポーツ生理学、生化学、栄養学、医科学、バイオメカニクス領域など、さまざまな領域で用いる手法を取り入れています。「トレーニング」「リカバリー」「ニュートリション」の視点から、スポーツ競技力向上や健康増進に有効な方法を、緻密に計画された多様な実験を通して明らかにしようとする点が研究の面白いところです。

研究の展望

一見、同じ内容のトレーニングであっても、トレーニング実施時の環境(酸素濃度、室温)や食事内容を変化させることで、より大きな効果を引き出すことを目指しています。

研究・教育のモットー

科学(研究)には常識や未来を変える大きな可能性があります。斬新な切り口で、世界のトップ集団で走り続ける研究者として、日々研究と向き合っています。また、教育では、研究へのチャレンジを通して、課題解決・プロジェクトマネジメント・論理的思考・ディスカッション・プレゼンテーション能力など社会人基礎力を養成しています。

研究科希望者へ
メッセージ

皆さんのチャレンジを全力でサポートします。スポーツ健康科学の研究の魅力や奥深さを一緒に経験しましょう。