立命館大学大学院 スポーツ健康科学研究所 特設サイト

Professors 教員紹介

平井 祐理

平井 祐理 准教授

経営学の視点から、社会的課題の解決について考える

HIRAI Yuri

研究分野

経営学

研究のキーワード
研究分野
研究テーマ

企業におけるデータ利活用に関する研究を行っています。IoT、ビッグデータ、AI、ロボットといった新たな技術の進展にともない、あらゆる事業活動においてデータを利活用する企業が増えてきています。加えて、このようなデジタル化が進む社会では、企業の枠を越えてデータをやりとりし、経済社会全体として良いものをつくり上げることが求められています。そのためには業界の垣根を越えた連携が不可欠であり、このようなオープンイノベーションに関する研究も行っています。

研究の面白さや魅力

経営学は「企業」を対象とする領域学であると言われます。そのため、経済学的、心理学的、社会学的など、様々な角度からアプローチをします。また、企業を取り巻く制度や政策などに関する知識に加え、時には企業が取り扱う技術を理解するために自然科学の知識が必要になることもあります。このようにあらゆる学問分野と接点を持つところが、経営学の大変なところでもあり、最も魅力的なところの一つでもあると思います。

研究の展望

様々な社会的課題の解決において、今や企業は大きな役割を担っています。特に現在では、データを利活用したイノベーションによってこれまでにない新たな価値を創出し、産業や社会に良い変化をもたらすことが期待されています。企業について研究することで、そのような社会的課題の解決の一助になれば嬉しいです。

研究・教育のモットー

研究者としても教育者としても、周りの研究者の方や学生さん、企業の方など、様々な方と関わり合う中で成長していければと考えています。一人では成し得ないことを達成することが組織をつくる目的であるように、研究活動や教育活動においても、他者とともに学び、考えることで、一人ではできないことも可能になるのではないかと思います。

研究科希望者へ
メッセージ

世界は大きく変化していますが、こうした変化を前向きに捉え、機会として活かすことができれば、より良い社会をつくっていけると思います。スポーツ健康科学研究科では、そのための研究を行う環境が整っています。これからの社会をつくる皆さんとの出会いを楽しみにしています。